アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

ムシでもないのにダンゴムシ

2011年06月18日 | Weblog
 毎日の畑仕事で、ミミズさんとお話しするのが楽しいです。とうとうおかしくなったかって?ダーウィンの昔から、「ミミズは土壌(柳川のドジョウではない)を良くする」といわれていますから、ミミズさんには、愛想を良くしないとね。ミミズの名称は、「目見えず」からきたと教えられたが…多分その通りなのでしょう。漢字では、「蚯蚓」と書きます。「丘を引く虫」…怪力の持ち主?

 ダーウィンは「ミミズには知性がある」と、書いています。人を煙に巻いて楽しんでいるのかと思ったら、研究の末の結論でした。「ミミズの穴ふさぎ」です。分化した感覚器官も、脳と呼べるようなはっきりした臓器もないミミズが、人間と同じような行動をする。それは、人間とミミズが世界に同じものを「知覚」したから。こうなると、ミミズ恐るべしです。

 「ダンゴムシにも心がある」という本から、ダーウィンのミミズを思い出しました。ダンゴムシになぜ心があるとするのか?著者がダンゴムシで様々な実験をしての結論。ダーウィンと同じようなことをされたようです。
 ダンゴムシを迷路に入れると、な、なんと出口を探り当てるのだそう。出られなくなって泣き出す人間より賢い。昆虫ではなく、エビ、カニの仲間なのに水が苦手。それなのに、水路で囲むと飛び込んで向こう岸にたどり着いたりもするんだと!なかなかやるものです。
 エビやカニの仲間なら、茹でたら鮮やかな赤になるのかって?殻に「アスタキサンチン」が含まれているでしょうから、赤くなるはず。(実験しておりませんが…)

 ミミズやダンゴムシに「心」がある…。それを耳にした家人が、「アリにも心があります。だから私は行列をつくって家に入ってくるアリを潰します」と。どういう意味?家に入っていった仲間のアリが帰ってこないので、外のアリは、「中は危険だ」と判断し、家に入らなくなる…のだそう??
 この説からすると、全ての生物に「心」があることに…。我が家のキュウリにも心があるものですから、支柱を立ててツルを誘導しても自分が行きたい方へ伸びます。ヘソ曲がりのキュウリです。曲がったキュウリが出来るのは、そのためだったんだぁ!この発見で、ダーウィンを越えたかなぁ。