かって、「最高学府」という言葉がありました。「大学」のことなのですが、今は死語でしょうか。
大学生をうらやましく思うことはどんなことですか?という質問の回答…
1位 比較的時間にゆとりがあるところ 57.2%
2位 長期休暇があること 28.6%
3位 恋愛のチャンスが多いこと 22.8%
以下、バカバカしいので略。なぜバカバカしいのかって?最高学府って、「学府」ですから、勉強するところでしょう?そ、それが、「大学生をうらやましく思う」ことに、「専門的な勉強が出来るのが羨ましい」という類の回答がない。
「時間にゆとり」「長期休暇」「恋愛」…遊ぶことばかり。それが羨ましいとは。
つまり、「大学生≠学習(勉強)」とは、思われていないということ…。情けない。
それもそのはず、国家戦略会議に文部科学省が示した教育改革のポイントの中に「学修(学習)時間の欧米並み実現」とある。欧米の大学生より、勉強しないということですね。
実際、大学1年生の比較で、1週間の授業関連の学習時間が、日本の場合1〜5時間が最も多く約6割。逆にアメリカは約6割が11時間以上という調査があります。
想定は出来ましたが、具体的な数字を見せられると、さすがにガッカリしますよ。
世界大学ランキングなるモノがあります。日本の大学は、30位東京大学、52位京都大学…その次はというと、108位に東京工業大学が来る。
どうやってランク付けをしたかって?
学習環境(30点)、研究の量・収入・評判(30点)、研究の影響力(30点)、職員・学生・研究(7.5点)、技術革新(2.5%)。勉強しているかしていないかは、この5項目の全てに現れてくる。
30位までを見ると…
アメリカ・・・21校
イギリス・・・ 4校
カナダ・・・・ 3校
スイス・・・・ 1校
日本・・・・・ 1校
…アメリカが強い。圧倒的に強い…!文部科学省が「学修(学習)時間の欧米並み実現」と、言うのは当たり前ですね。
さて、1週間の授業関連の学習が、「1〜5時間」の日本の大学生に、どうやって、「11時間以上」学習させるか?
文科省は(奇)策として、「優秀な高校生は2年で卒業を認め、飛び級的に大学進学させる制度」を考えています。これは、チョッピリ評価できますがね。(私の考えは、高校生だけでなく、中学生でも小学生でも、優秀なら大学へ飛び級させてしまえばよい)高校2年生だけ飛び級制にしても、11時間以上勉強しないです。
そもそも、どうして大学生が勉強しなくなったか?これははっきりしています。
「ろくに受験勉強をしなくても、大学に入ることができる。ろくに勉強しなくても、学士様。ろくに勉強しなくても就職できる」…だから、勉強時間1~5時間(1週間に!)
11時間以上勉強するようになる方策の結論は・・・「無理」ということ。
強いて方策を言えば…
1 現在の大学の半数を強制的に閉校・廃校させる
2 卒業年度の学生の半数を留年させることを義務づける
…こうすれば、大学生は勉強します。
大学生をうらやましく思うことはどんなことですか?という質問の回答…
1位 比較的時間にゆとりがあるところ 57.2%
2位 長期休暇があること 28.6%
3位 恋愛のチャンスが多いこと 22.8%
以下、バカバカしいので略。なぜバカバカしいのかって?最高学府って、「学府」ですから、勉強するところでしょう?そ、それが、「大学生をうらやましく思う」ことに、「専門的な勉強が出来るのが羨ましい」という類の回答がない。
「時間にゆとり」「長期休暇」「恋愛」…遊ぶことばかり。それが羨ましいとは。
つまり、「大学生≠学習(勉強)」とは、思われていないということ…。情けない。
それもそのはず、国家戦略会議に文部科学省が示した教育改革のポイントの中に「学修(学習)時間の欧米並み実現」とある。欧米の大学生より、勉強しないということですね。
実際、大学1年生の比較で、1週間の授業関連の学習時間が、日本の場合1〜5時間が最も多く約6割。逆にアメリカは約6割が11時間以上という調査があります。
想定は出来ましたが、具体的な数字を見せられると、さすがにガッカリしますよ。
世界大学ランキングなるモノがあります。日本の大学は、30位東京大学、52位京都大学…その次はというと、108位に東京工業大学が来る。
どうやってランク付けをしたかって?
学習環境(30点)、研究の量・収入・評判(30点)、研究の影響力(30点)、職員・学生・研究(7.5点)、技術革新(2.5%)。勉強しているかしていないかは、この5項目の全てに現れてくる。
30位までを見ると…
アメリカ・・・21校
イギリス・・・ 4校
カナダ・・・・ 3校
スイス・・・・ 1校
日本・・・・・ 1校
…アメリカが強い。圧倒的に強い…!文部科学省が「学修(学習)時間の欧米並み実現」と、言うのは当たり前ですね。
さて、1週間の授業関連の学習が、「1〜5時間」の日本の大学生に、どうやって、「11時間以上」学習させるか?
文科省は(奇)策として、「優秀な高校生は2年で卒業を認め、飛び級的に大学進学させる制度」を考えています。これは、チョッピリ評価できますがね。(私の考えは、高校生だけでなく、中学生でも小学生でも、優秀なら大学へ飛び級させてしまえばよい)高校2年生だけ飛び級制にしても、11時間以上勉強しないです。
そもそも、どうして大学生が勉強しなくなったか?これははっきりしています。
「ろくに受験勉強をしなくても、大学に入ることができる。ろくに勉強しなくても、学士様。ろくに勉強しなくても就職できる」…だから、勉強時間1~5時間(1週間に!)
11時間以上勉強するようになる方策の結論は・・・「無理」ということ。
強いて方策を言えば…
1 現在の大学の半数を強制的に閉校・廃校させる
2 卒業年度の学生の半数を留年させることを義務づける
…こうすれば、大学生は勉強します。