アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

滋賀県民の怒り…

2012年07月22日 | Weblog
 滋賀県民は怒り心頭でしょう。「糸電話」…と、笑いの材料にされた鳥取県民以上の怒りかな?
 モスバーガーの店舗数のワーストが滋賀県だからかって?そ、そんなどうでもいい問題ではありません。学校(教育内容、職員の質)が、低レベルすぎる!

 まずは、連日報道されている大津市の中学校のいじめ自殺問題。滋賀県の県庁所在地を知らなかった人たちが、「大津市」と、覚えてしまいました。大津市の問題のさなかに、いじめ問題を苦にしたのか、津市の小学校長が自殺しました。「大津市」のあとは「中津市」でも「小津市」でもなく、ただの「津市」でした。「津市」の知名度は、いかにも低い。三重県の県庁所在地は、松阪市だと思っている人の多いこと。

 で、滋賀県大津市の中学校の次は、滋賀県湖南市の高校。
 高校教諭(42歳、男性)の窃盗が、実にしょぼい。担任している教室で、女子生徒の現金900円入りのサイフを盗んだ。
あと、情報処理室から生徒約300人分の成績データが入ったUSBメモリーを盗んだ。成績データがほしかったんじゃなくて、USBメモリーがほしかったんじゃないかな?生徒の900円を盗むやつだから!こんな高校教諭が滋賀県に…。
 ほかに、生徒19人の財布から計約6万円が盗まれた事件にも関与している可能性が強い。犯人に間違いないでしょう。さらに、職員室から学習ノート22冊がなくなったという…。滋賀県の高校の先生っ!ノートぐらい自分で買えよっ!

 高校の次は大学。滋賀大学の教授が、「女子学生に対し、体を触るなどのわいせつな行為をしたうえ、大学に約106万円の経費を不正請求した」として、懲戒解雇処分になった。
 滋賀県って、一体どうなっているんだろう?もちろん、偶然が重なってたてつづけに事件が報道されているだけなのでしょうが…。大津市の、教育長やら、校長の発言を聞いていると、「まれに見る低レベル」で、あることが分かります。
 「いじめと自殺の因果関係は不明」として事実上調査を打ち切っていたり…。校長など、「いじめとは認識しなかった…」。単なる傍観者。
 現場のトップがこのレベルということは、滋賀県全体の教育に問題があるということになります。ダメだわ、滋賀県。

 知事は何をやっているのでしょうか?滋賀県知事は、あの嘉田由紀子さん。再三報じられている彼女の座右の銘は、「まっすぐに、しなやかに」。「いじめ、こそ泥、わいせつ」…真っ直ぐでも、しなやかでもない。

 大津市長は、越直美さん。歴代最年少の女性市長として全国的に有名になった。日本と、米国の司法試験に合格している。ハーバード大学ロースクールを修了している…超ド級の才媛。彼女、つまり市長さんが、この度問題になっている中学校の卒業式へ参列した(いじめ自殺が起こってからの卒業式)。
 卒業式で、小学校3年生と高校1年生の時に、越市長自らが受けていたいじめの体験を語った。そして、いじめや自殺の再発防止を誓った。これも全国的に大きな話題となりましたが。…意地悪い言い方(いつもか?)かもしれませんが、自身がいじめられた体験を披露するのは、陳腐です。自己憐憫で同情を買う…才媛さんとしては思慮が足りませんでしたね。
 
 とにかく、滋賀県が大変なことになっております。越市長、嘉田知事の大奮闘を期待したい。才媛コンビっ!とにかく県民の怒りを静めなければ。