アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

現代役人学は四原則?

2012年07月21日 | Weblog
大学生の学力が低下の一途。それは、庶民の暮らしに直接的な影響は少ない。だけど、公務員の学力の低さの影響は、庶民がもろにかぶります。

 役人学三原則なるものがあるのですが・・・古すぎるって?いえいえ、今なお息づいていますよ。トホホですけどね。
 第一条 万事に広く浅く理解すること。特殊な事柄に特別の興味をいだいてはいけない。
 第二条 法規を楯にとり形式的理屈を言う技術を磨く。
 第三条 縄張り根性の涵養に努める。
 誰がこんな三原則を考えたかって?・・・し、知りません。しかし、現代の役人に見事に通じるものです。
 で、私は四原則にしなければならないなと、感じています。

 市の保健福祉課でやってくれる「ガン検診」へ行ってきました。
 会計の担当は、50歳前後の男性。もちろん、立派な市役所職員でした。何が立派かって?市役所に勤務しているところが立派。

 胃がん、大腸がんの検診費用2,300円也を家人が支払う際のこと… 
 家人:主人(いわゆる私のこと)の費用も一緒に払います。
 役人:いえ、別々にしてください。
 生計を共にする家族が、検診費用をまとめて支払ってはダメなのか?これは、三原則のどれに当たるのか?第二条の「法規を・・・」なのか?それにしても、「家族の検診費用であっても、別々に徴収すること」などという法規があってたまるか!

 そのあとのお役人の行為が、なかなか笑えた。と、いうか、笑うしかなかった。
 家人が1万円札を差し出したのですが、お役人は、電卓で「10,000-2,300=7,700」と、計算したのです。頭があまり良くない私でも、この程度の計算なら暗算でできます。
 さて、私の番。私は、2,500円出しました。すると、お役人は何のためらいもなく、「2,500-2,300=200」と、電卓で計算したのです・・・。
 これで、私は確信しました。お役人は、身なりも体格も普通であっても、「頭がかなり悪い!」と。

 役人学は、三原則に次のものを加えなければなりません。
 第四条 役人たるもの、簡単な計算でも電卓ですべし。