3月14日は、なんの日か?3月14日は、「π数学の日(ぱいすうがくのひ)」なのだそうで…。π = 3.1415926535・・・・・なるほど、6月4日は、「無視の日」じゃなくて、虫歯予防デーとか、10月10日は目の愛護デーという根拠(?)より納得できます。
で、その3月14日、第三回「数学・算数川柳&数学・算数俳句&数学・算数短歌」といういかにも長い名前のコンテストの審査結果が発表されました。応募総数が、なんと、「10,009作品」ということで…この数字、多いんだか少ないんだか?とりあえず、「予想外の盛況だったんですねえ」という反応にしておきましょうか。
「数や算数、数学の要素を詠み込んだ川柳か俳句、短歌を作りなさい」…。日本数学検定協会が、このような「国語」にかかわるともいえる問題を出したわけでぇ。やるなあ!日本数学検定協会!
で、上位入賞作品を見てみると…
<川柳の部>
世界遺産ふじさんろくに料金所
これは大賞にはなりませんでしたが、私なら大賞にしましたね。時事を巧に詠み込んだところが、ほかの作品との決定的なちがいです。
点Pよどうして君は動くのか
そうなんですよ。点Pさえ動かなければ、私も理系に進めたのですがね。
授業中僕のベクトル窓の外
ベクトルは空間の向きをもった線分で表すことができるから、窓側の席の子は窓の外へ向かっても良い。だけど、廊下側の席の子はどうしたらいいの?
線分の長さが大きさを表し、線分の向きがベクトルの向きを表す。線分の端点をP,Qとし,向きがPからQへ向かっているとき…「いびき」へ向かうしかないね。
<俳句の部>
蝉時雨負けじと子らの九九の声
これは、そのまんま!上手な写生でいいと思います。
初春やまず三桁まで生きよ母
このような句を詠める人になりたいものです。いい人っておられるんですね。饒舌な通り魔の場合、「初春やまず三桁まで引導渡す」ってところでしょう。
一病に耐えて八十路を越える春
もやもやを時の彼方へ春一番
これらになると、算数も数学も関係ない「普通に俳句らしい俳句」です。
<短歌の部>
一番笑わせていただいたのは、短歌の部の次の作品でした。
「√5は富士山麓にオウム鳴く富士山麓にオウムはいない」
で、その3月14日、第三回「数学・算数川柳&数学・算数俳句&数学・算数短歌」といういかにも長い名前のコンテストの審査結果が発表されました。応募総数が、なんと、「10,009作品」ということで…この数字、多いんだか少ないんだか?とりあえず、「予想外の盛況だったんですねえ」という反応にしておきましょうか。
「数や算数、数学の要素を詠み込んだ川柳か俳句、短歌を作りなさい」…。日本数学検定協会が、このような「国語」にかかわるともいえる問題を出したわけでぇ。やるなあ!日本数学検定協会!
で、上位入賞作品を見てみると…
<川柳の部>
世界遺産ふじさんろくに料金所
これは大賞にはなりませんでしたが、私なら大賞にしましたね。時事を巧に詠み込んだところが、ほかの作品との決定的なちがいです。
点Pよどうして君は動くのか
そうなんですよ。点Pさえ動かなければ、私も理系に進めたのですがね。
授業中僕のベクトル窓の外
ベクトルは空間の向きをもった線分で表すことができるから、窓側の席の子は窓の外へ向かっても良い。だけど、廊下側の席の子はどうしたらいいの?
線分の長さが大きさを表し、線分の向きがベクトルの向きを表す。線分の端点をP,Qとし,向きがPからQへ向かっているとき…「いびき」へ向かうしかないね。
<俳句の部>
蝉時雨負けじと子らの九九の声
これは、そのまんま!上手な写生でいいと思います。
初春やまず三桁まで生きよ母
このような句を詠める人になりたいものです。いい人っておられるんですね。饒舌な通り魔の場合、「初春やまず三桁まで引導渡す」ってところでしょう。
一病に耐えて八十路を越える春
もやもやを時の彼方へ春一番
これらになると、算数も数学も関係ない「普通に俳句らしい俳句」です。
<短歌の部>
一番笑わせていただいたのは、短歌の部の次の作品でした。
「√5は富士山麓にオウム鳴く富士山麓にオウムはいない」