アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

「足」ってどこ?「手」は?

2014年03月01日 | Weblog
小学1年生…「足」と言う漢字でつまずく。足だけにつまずくというシャレを言いたいんだろうって?そ、そうではなくて、本当に間違えるんですよ。「虫」と言う漢字になったり、「足のいちばん下が、虫という漢字の下の部分になったり」するんです。

 「足ってどの部分?」と質問すると、多くの子は、「大腿・脛・足」の全体を「足」と、答えます。私は、「足」は、足首から下の部分と、言ったのですが…。
 子ども達の言い分は、「足を組む時、足首から下を組みますか!」…!た、確かに、足を組むという場合、「大腿・脛・足」を組みます。一本取られました。

 最近の子どもは足が長いのですが、足首から下が長いのではなく、大腿・脛・足の全体が長い。
 「足とは、足首から下である」という説は、現代において、あながち当てはまらないということか?

 「手」はどうか。「肩→二の腕→肘→腕→手首→手」と、まあこんなぐあい。私は、手首から下が手だ!と、主張したのですが、子ども達は納得しない。
 私としては、蓄積した知識を結集させて、「手の平、手の甲、握手、手に汗握る…」などを引き合いに出してなんとか自説を押し付けようとしました。しかし、強力な反論が!
 ピッチャーのことを「投手」と言うでしょう!手全体(肩、二の腕、腕、手首、手)で投げるでしょう!だから、手は、肩から下全体なのです。それに、足と同様、「手が長い」と言う場合も全体を指すでしょう!

 なかなかの理屈。屁理屈ではない。だけど…足は足首から下。手は、手首から下…。ガリレオの気分で帰途についたのでありました。あいつらぁ!なんとか「ギャフン」と言わせてやりたいが…。公文(くもん:学習塾)に、通っていることを自慢しやがって!こっちは、手と足の部位について納得させられなくて苦悶だよ。