アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

拉致事件の解決…マスコミは募金の呼びかけを

2014年03月21日 | Weblog
 私は、横田滋さん早紀江さん夫妻を尊敬しております。「家族愛」は、人をここまで頑張らせるものなのだとつくづく思います。心の美しさ、頭の良さ、品の良さ、行動力…素晴らしい人たちです。

 横田さん夫妻が、孫のキム・ウンギョンさんとモンゴルで面会した。12年前は、北朝鮮政府に、「ヘギョン」という仮名にされていたのですが、この度晴れて、本名の「ウンギョン」に。
 めぐみさんの面影を宿したウンギョンさん、ふっくらとしておりました。餓死者が出る国にあって、「ふっくら」は、食べものがある暮らしをしているというところでしょうか。まさか、横田さん夫妻に面会させるにあたって、3か月前からたくさん食べさせた…こういうことが起こる国ですよ。行ったこともないのになぜ断言できるかって?日本人の殆どがこう断言するんじゃないでしょうか。別人の遺骨を送りつけてきたり、ウンギョンをヘギョンにしたり…
 板門店へ行った帰り、北朝鮮領にそびえ立つビルディング!一見ビルディングですが、壁1枚だけの二次元ビルディング。舞台の背景じゃないんだから!何よりも、「拉致」という、戦後最悪の人権侵害をした国ですから。

 孫は、可愛いです。横田さん夫妻のような心のある人は、狂わんばかりに会いたかったことでしょう。
 そして面会して、「奇跡的で夢のような時が流れた」と。孫に会ったことを、「奇跡的」と、表現した祖父母は…私の知る限りではほかにいない。

 面会のニュースは、おそらく日本中の新聞が取り上げたことでしょう。私は四紙をチェックしました…当然ながら解決方法に言及した新聞はありませんでした。どこもここも、似通った「憂慮」ばかり…。そもそも他人事…?

 横田さん夫妻には時間がないのです。かく言う私もそれほど時間がないんですがね。もうそろそろ奥の手を使いませんか!
 また、「ランボーを送り込む」とか言い出すんだろうって?ランボーも高齢になりましたし、海兵隊を動かすのも無理。ましてや、自衛隊も無理無理。

 奥の手は、「お金」です。国民1人が百円を出せば、「百億4千万円」になります。今の日本国民なら、1万円ぐらいなら出せるでしょう。膨大な金額が集まります。北朝鮮が、喉から手が出るほどほしいものがそこにあり、拉致した人を帰すだけでそのほしいものが自分たちのものになる。

 こういう解決案、マスコミがなぜ出さないのか?憂慮するだけが、マスコミの使命ではないでしょう。マスコミは募金活動を開始してほしい。我が家は、2万円出します。
 横田さん夫妻が元気なうちに、めぐみさんに会ってほしい。