アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

講話して喉が痛い 老化の指摘も痛い

2014年03月14日 | Weblog
 昨日は、なんと、4学級で「講話をしました」。のど飴をたくさんなめたのに、今朝は喉が痛い。
 4学級にはそれぞれ担任が居るわけで、その担任の指導により、「私の講話への動機付けが」天と地ほど違う。
 悪い方の例…(6年生)
 私:「講師のアンティークです。よろしくお願いします」
 担任:「あ、よろしくお願いします」(担任は、水商売風の20代女性)
 私:「電子黒板と、パソコンをよろしくお願いします」
 担任:「え?あ、そう?」(こういうリアクションってあるかなあ?今から講話をする講師に対して、「聞いてないヨー」みたいな)
 どういう認識、コレ!1週間も前から決まっていたのに!開始時間になったので教室へ行ったらパソコンのコードがドウタラコウタラ。定刻に始められない。児童は、「グダーッ」としているのやら、おしゃべりに熱中しているのやら…これから、偉いおじさんが有難いお話しをするというのに、緊張感などなーんもない。
 凄く楽しい講話なのに、寝てるヤツが4ー5人。お話しをやめないのが2人。で、担任ときたら、私の話がはじまると同時に、どこかへ行っちゃった…。本来なら、態度の悪い児童へは、「出て行けコラ!」と強制退去を命じるところですが、二度と会うこともない子ども達ですから、あとでフォローできない…無視を決め込みました。

 悪いのは、この1学級だけでしたけどね。ほかの組は、講話後私の周囲を取り囲み、触るやら掴むやら、タッチングを求めてきました。いつもの光景でした。お約束通り、どさくさ紛れに股間を掴む子もおりまして…どこへ行っても、必ずいるのです。あと、「カンチョー」。まじめに叱るのもねぇ…。

 で、昨日は困惑することが3件…
 1件目:先生、頭の上、どうして毛がないの?
 凄い人気で気を良くしている直後なので、狼狽しましたよ。正面から「薄毛」を指摘されたわけで…しかも、悪気が一切無い。
 「う、あ、と、年をとったので、だんだん薄くなってきたんだよねー…」と、力なく答えるのが精一杯でした。

 2件目:私の背中に顔をくっつけていた子が、「先生、おじいちゃんと同じニオイがする!」やられました…。加齢臭を指摘された恰好。子どもは、悪意などなく、おじいちゃんのニオイと、私のニオイが同じであることにむしろ喜び(?)を感じている…。

 3件目:帰りがけの玄関で、4年生の男の子が私の顔を見て言いました。
 「年寄りはいいなあー!」と、しみじみとした口調。
 「ど、どうして年寄りがいいの?」
 「だって、皺がたくさんあるんだもの」
 「皺が好きなの?」
 「・・・・・」
 世の中には、皺だらけの顔になりたい小学生もいるってことかねえ…。