アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

カミサン感動の文章

2020年12月11日 | Weblog
 私が住む町内会には、「回覧板」があります。隣の家から来て、反対側の隣家へ回します…当たり前。今時、「回覧板」があるということは、珍しいんじゃないかなぁ。で、回覧板には、市からのお知らせやら、お膝元の小学校、中学校の「学校便り」が入っています。私はぁ…あまり読みません。なぜなら、「読む値がぁあまりないような」。校長先生方、「うわぁ!早く読みたい…そんな学校通信を書いてくださ~い!」なぬ?「学校通信は、教頭先生に書かせているから、オラ関係ねえ」だって?学校から、家庭・地域に発信する貴重かつ大切な手段である「学校通信」を、校長が書かない?…まあ、考え方の違いですからぁ…批判するつもりはありませんがね。

 さてさて、回覧板。カミサンは隅々まで読みます。で、カミサンが私に「是非、ここ読んでみて!」と、小学校の学校便りを差し出しました。第一面、校長先生の文章…と思ったら、「心に響く小さな5つの物語(藤尾秀昭著 致知出版社)」の文章でした。校長先生、手抜きしたな。読まれた方も多いかと思いますが、真面目人間の権化であるカミサン推奨の文章ですので以下に掲載しました。アハハ、私も手抜きだね。

 先生が5年生の担任になった時、一人服装が不潔で、だらしなく、どうしても好きになれない少年がいた。
 中間記録に先生は、少年の悪いところばかりを記入するようになっていた。
 ある時、少年の1年生の記録が目にとまった。
「朗らかで、友達が好きで、人にも親切。勉強も良くでき、将来が楽しみ。」とある。
間違いだ。他の子の記録に違いない。先生はそう思った。
 2年生になると、「母親が病気で世話をしなければならず、時々遅刻する。」と書かれていた。
 3年生では、「母親の病気が悪くなり、疲れていて、教室で居眠りする。」
後半の記録には、「母親が死亡。希望を失い、悲しんでいる。」とあり、4年生になると「父は生きる意欲を失い、アルコール依存症となり、子どもに暴力を振るう。」

 先生の胸に激しい痛みが走った。
 ダメと決め付けていた子が、突然悲しみを生き抜いている生身の人間として、自分の前に立ち現れてきたのだ。 
 放課後、先生は少年に声をかけた。
 「先生は夕方まで教室で仕事をするから、あなたも勉強していかない?分からないところは教えてあげるから。」
 少年は初めて笑顔をみせた。それから毎日、少年は教室の自分の机で予習復習を熱心に続けた。授業で、少年が初めて手を上げたとき、先生に大きな喜びが沸き起こった。少年は自信を持ち始めていた。 

 クリスマスの午後だった。少年が小さな包みを先生の胸に押しつけてきた。
    後であけてみると、香水の瓶だった。亡くなったお母さんが使っていた物に違いない。
    先生はその一滴をつけ、夕暮れに少年の家を訪ねた。雑然とした部屋で独り本を読んでいた少年は、気がつくと飛んできて、先生の胸に顔を埋めて叫んだ。「ああ、お母さんの匂い!今日は素敵なクリスマスだ。」 
 6年生では少年の担任ではなくなった。卒業の時、先生に少年から一枚のカードが届いた。
「先生は僕のお母さんのようです。そして今まで出会った中で、一番素晴らしい先生でした。」

 それから6年、またカードが届いた。
「明日は高校の卒業式です。僕は5年生で先生に担当してもらって、とても幸せでした。おかげで奨学金をもらって、医学部に進学することができます。」 

 10年を経て、またカードが来た。
 そこには先生に出会えたことへの感謝と、父親に叩かれた体験があるから、患者の痛みが分かる医者になれると記され、こう締めくくられていた。
 「僕はよく5年生の時の先生を思い出します。あのまま駄目になってしまう僕を救って下さった先生を神様のように感じます。医者になった僕にとって、最高の先生は5年生の時に担任して下さった先生です。」

 そして1年。届いたカードは、結婚式の招待状だった。
 「母の席に座って下さい。」と一行、書き添えられていた。

過度に恐れなかった結果が…

2020年12月09日 | Weblog
 テレビのバラエティー番組、判で押したように、「ひな壇みたいなところ」にタレントを座らせている。これも、コロナ禍か?そのタレント同士が、「お互いにバカウケ」する。「ここ、そんなにウケるところなのか?」視聴者の私としましては、首をかしげてしまいます。番組を盛り上げるための行為なのでしょう。と、いうことは、「フェイク?」。
 ネットニュースの見出し、「美人すぎる***」。いったい、どれほど美人なのか?これは気になります。ついつい、見てしまいますがぁ…失礼ながら、それほどでもない。と、いうことは、「フェイク?」。
 「**選手が神対応」この手の見出しも、どんな対応をしたのか気になり記事を見てしまいますが…「それが、ニュースになるのかよ!」のレベル。オーバーなんだよなあ。
 誇大表現が目につきます。フェイクニュースがあふれているという感じになってきております。慣れてしまえば、それが普通になりまして…さらに誇張表現になって行く…。

 私がこの10か月言い続けてきたことなんですがぁ…。なぬ?「10か月間、誰に言いつづけてきたのか」って?カ、カミサンになんですがね。
 新型コロナが流行りはじめの頃テレビで、「感染症に詳しい研究者」「メディアによく出る医師」等々が口をそろえてなんと言いましたか!「過度に恐れるな!」どのテレビ局も、専門家が口をそろえて「過度に恐れるな」。
 で、私は、カミサンに言い続けましたよ、「正体不明の相手なのに過度に恐れるなって何?過度に恐れなければならないでしょ!それに『過度』自体がいい加減。人によって、過度のモノサシが違うでしょ!」

 私に言わせると、コロナがここまで広がったのは、「過度に恐れるな!」をテレビで連呼していた研究者、専門家、医師、感染症に詳しい人のせいでしょ!
 初期の頃、「恐れてください。決して甘く見ないでください」と、メディアで訴えてくれたら…日本のコロナ禍は、ここまで広がらなかった…。
 「コロナを過度に恐れるな!」もフェイク、無責任な過剰表現だったと思います。
 医療崩壊が起こり始めています。これは、大変なことなのです。こんな時に、大地震が起こったらどうなりますか?避難所はコロナが蔓延。医療は崩壊、水も電気もない。

 「美人すぎる***」「**選手が神対応」…暗い社会だから、ちょっとでもいいところを際立たせようとした。美人と神様なら、まだ笑って済まされる。「過度に恐れるな」も、いたずらに不安を煽らない表現をしておこうと思った…。冗談じゃない!この表現で、およそ2,400人以上が亡くなったのです。累計感染者数は、およそ16万人超。まだまだ増えますね…。
 

赤ちゃんの名前、「杏寿郎」「無一郎」いいと思うよぉ

2020年12月09日 | Weblog
 今年も「赤ちゃんの名前ランキング」なるものが発表されました。2020年生まれの赤ちゃん、16万1,321名の名前を集計したという。
 名前にはうるさい私(何にでもうるさいよね)の感想としましては、「上位10位までは、この10年、あまり変わり映えしないな」ですね。
 男の子、女の子とも、上位10人中8人が2019年と同じ(順位のちがいはあります)。
何でこうなるんでしょうね?「名前」は、親から子への初めてのプレゼント。「健康であってほしい」「社会の役に立ってほしい」「安定した暮らしをしてほしい」「美しくあってほしい」「楽しい人生をおくってほしい」等々の願いを込めた「名前」。
 「偶然、同じ名前が多かったんです。マネしたワケではありません」…きっと、その通りだと思います。なぜなら、このセリフ41年前の私のセリフですから。

 名前…変わり映えしないから「悪い」ということではもちろんありません。2020年の名前、一時流行った、「キラキラネーム」なるものが、見当たらないような。内心では、「良い傾向」だと思っています。読み方に唖然とさせられるのは・・・「陽葵」…「ひまり」か「ひなた」かと思ったら、「キャサリン」だったり、「悠真」…「ゆうま」か「はるま」だろうとおもったら、「ドナルド」だったり…出生届には、「よみかた」も書かなければなりません…「キャサリン」とか「ドナルド」とか書くのでしょうね。
 なお、よみかたは「戸籍に登録されません」ので、早い話が、どう読もうといいのですがね。

 様子を注視していたのは、「鬼滅の刃」の登場人物名。我が子の名付けにどんな影響を及ぼしたかな?「かなた」「るい」「あおい」「みつり」「げんや」「てんげん」…ただ、これらの名前、「鬼滅の刃」に出てきますがぁ、親御さんがそれを意識して名付けたかどうかは不明。つまり、我が子の名付けに、「鬼滅の刃」のメンバーはあまり関係なかったようです。ちょっと拍子抜け。

 学級に、「炭治郎くん」が5人いたり、「義勇くん」が6人いたり…これ、楽しいですよ。禰豆子ちゃんは、さすがにいないかな。音が「ねずこ」ですから、「鼠子」と思われちゃあ嫌ですよね。「杏寿郎くん」など、いいんじゃないかと思いましたがね。森鴎外ですからねぇ!どういう意味かって?深い意味はないです。「杏寿郎」が、「安寿と厨子王」に似ているもんで…。私のおすすめは、「無一郎」だったのですがね。なぜかって?「一郎」は、日本の男児の名前としては、姓名判断上「最高」の名前。それに、「無」がつくのですから、世の中の親は飛びつくかと思ったのに…残念でした。

61万人以上がゴミに埋もれて…止めてくれぇ!

2020年12月08日 | Weblog
 この度の内閣府の発表には、「ドッヒャー!アァレー!」と、驚きました。「ひきこもり」の人たちは、全国に100万人以上いると推計される・・・ここまでは、「さもありなん」でした。
    しかし、BUT!その続きが・・・「その半数以上にあたる約61万人が中高年(40~64歳)である」
    日本国ぅ!ドッヒャー!アァレー!…そんなことになっていたのかぁ!!引きこもりは、小中学生の専売特許だと思っていた(私自身の)ステレオタイプが情けなかったですよ。

 なぬ?「アンティークマンは、8050(はちまるごーまる)問題について、知ったかぶりしていたんじゃないか」って?8050問題は、詳しいつもりだけど、ひきこもりのおよそ61%以上が中高年とは、知りませんでした。せいぜい10%かと…?
 たとえば、80歳の親が、50歳の「ひきこもりの子」を支えるのが、8050問題。80歳の親が亡くなると、50歳の子は生きる術を失う。ひきこもった末に命を落とす、「引きこもり死」すでに全国で相次いでいる。それは、もちろん承知。ところが、「引きこもり死」の予備軍が、61万人以上だってんだから…。


 なぬ?「『ひきこもり死』が全国で相次いでいるわけで、命の危険が迫っているにもかかわらず、『ひきこもりの高齢者』が、ひきこもりを続けるのはなぜなのか」って?
 理由は、61万人には61万通りの理由があるわけで、いくら私でも(何者じゃ?)即答できるはずがない。菅総理でも、猫ひろしさんでも無理。と、いうかぁ、理由は御本人でもわからない。つまり、だぁ~れも、解らない。

 ご遺体発見例1:腕の骨やあばら骨が浮き出るほど痩せ細っていた。病院へ行くことを勧める市職員に従わず、やがて、栄養失調による衰弱死。ゴミに埋もれていた…。
 ご遺体発見例2:ガスや水道は止まり、家屋の外壁は朝顔のつるで覆い隠され、庭先はゴミであふれていた。

 おおむね共通するのは、市町村の担当職員の「支援を断り続ける」というところでしょう。それもそのはず、「学校へ行け」と言われても行かなかった。仕事をしても続かなかった。家にいれば生きていられた。親の言うことが聞けないのに、市職員の言うことなど聞く耳持たず。

 8050問題のような、引きこもりの高齢者を減少させるためには・・・なんとしても、義務教育の子どもたちの不登校をなくすことですね。(←この一行が、本日の私の意見ですね。長々と、書いているけど言いたいのはここ)
 なぬ?「そりゃ無理だ」て?不登校ゼロは無理だけど、1割減、2割減…ウーン!5割減ならどうでしょう?それ以外に、なんの手立てもないのですから。
 なぬ?「以前書いていた、夢が大きな不登校の子はどうしているか」って?彼は、中2になっていますが、完全な不登校だそう。今後も「ひきこもり道」を邁進することでしょう。そして、ゴミに埋もれて…。
 新型コロナの影響で、多くの人たちが仕事や人とのつながりをなくし、不安を感じていますね。いつ誰が、ひきこもる状況になってもおかしくないんだよね。

 なぬ?「かく言う、アンティークマン自身がひきこもっているじゃないか」って?あ、あのね、私は動けないから家にいるだけ。8050問題とも違います。(と、ピシャリ!)
 お~い!中高年ん~!生きる意欲を失わず、前を向いて生きてくれよぉ~っ!私も、コロナの終焉とともに引きこもりを止めるぅ…じゃなかった、また、旅行をはじめるからね~っ!

地震を起こす魚はナマズじゃなかった

2020年12月07日 | Weblog
 最近、「ウポポイ」という言葉をよく耳にします。なぬ?「聞いたことない?」う~ん?日本も広いから、テレビで宣伝しない地方もあるかもね。
 「ウポポイ」とはアイヌ語で「(おおぜいで)歌うこと」を意味しているという。
 なお、ウポポイは、「民族共生象徴空間」の愛称。アイヌ文化の振興や普及啓発、伝承者の育成…早い話が、アイヌ文化を復興するための空間や施設。凄いのかって?行ったことがないので凄いかどうかは分かりません。なぜウポポイを持ち出したか?多民族国家である日本人の一人として、アイヌ民族の知識が少しあるのもいいかなと思いましてね。

 地震があったとします。私は日本人なので、「おろおろする」「窓やドアを開ける」「テーブルの下へ潜り込む」「テレビを点けてNHKの地震速報を観る」「不貞寝する(タンスの下敷きになる危険在り)」…まあ、これらのうちのどれかの行動をとるんじゃないかなあ。地震の時に、「不貞寝する奴はおらんやろ!」って?そ、そうですかねえ?

 さて、アイヌの人は、どんな行動をとるか?なお、知ったかぶりでスミマセンが、「アイヌ」自体が、「人間」という意味ですから、「アイヌの人」は、「人間の人」となります。「人間の人」はおかしいので、以下、「アイヌ」と書きます。
 アイヌは、地震が起こったら、近くにある棒(箸でも、ペンでも、物差しでも、孫の手でもOK)で、テーブルなり、床なり、地面なりを突きます。「地震は地面の下の何者かが動くから起きるので、動けなくするために突く」…そういう文化を持っています。

 では、地面の下で一体何者が動くのでしょうか?なぬ?「もう解った。ナマズだろう」って?いい線いってます。地面の下に魚類であるナマズがいるという考え方、異文化を知ろうとする者にとって、「ありえないものはない」という立場が必要。

 地面の下で暴れて地震を起こすものは、「アメマス」だというのです。川釣りをされる方はここで、「ハッ!」と、するはずです。「雨の日に釣れるマスがアメマス、晴れた日に釣れるマスがハレマス…クモマス、ユキマス、カミナリマス…」などと言っているおもしろい人は、「ハッ」と、しませんよね。
 では、なぜアイヌ社会では、地面の下で暴れるのが「アメマス」なのか?

 アメマスは、「イワナ」が、海や湖に降りて成長したもの。(川釣りをされる方は、さらにいろいろ詳しいでしょう。サケ科の世界って、未知のことが多いのです。雌雄が入れ変わってみたり…)厳しい生存競争の中、強いイワナは生まれた川で悠々と生きていけます。しかし、弱小イワナはなかなかエサにありつけず、泣きながら海や湖へ降りていくのです。そんな、弱小イワナですが、生長すると産卵の為に母なる川へ凱旋します。アイヌにとってイワナは、一番身近な魚であり、サクセスストーリーの体現者!大海原で自由を知ったアメマスだからこそ、束縛から逃れたくて、もがき暴れる…!だから。地震が起こる。

 地震の話なのに、「心が穏やかに」なります。アイヌ文化って…人にやさしいんですね。

お酒が飲めるプログラミングも開発希望

2020年12月06日 | Weblog
 浦安市在住の我が家の孫は、プログラミングのセンスが凄いらしい。
 なぬ?「また孫の自慢か」って?あ、あのね「また」がつくということは、「再三再四」ってことでしょ!私は孫の自慢は、年間18回ぐらいしかしませんからっ!

 で、そんな孫に強力なライバルが出現しまして…岐阜県関ヶ原町の小学生が、プログラミングで、「おじいちゃんのお酒飲みすぎ防止システム」を開発したという。凄いモノを作ったものです。
 ただぁ、我が家の孫には、そのシステムを作ってもらわなくてもいいですがね。良くないとは知りつつ、いつもお酒を飲みすぎなんですよねえ。赤ワイン、焼酎、日本酒、果実酒数種を常備。冷蔵庫には、白ワイン、白泡、冷酒、マッコリ、ビールがある。飲み過ぎ防止システムは、私にとって「楽しみ半減(撲滅?)システム」です…。

 その関ヶ原の小学生が開発したシステムとは・・・
 <その1 飲み始め>
 おじいちゃんが、パソコンの「ビールに係わって設定されたキー」を押すと…パソコンから音声が流れる。
 「***ビールを飲むんですね!アルコール量は14gです。健康なアルコール摂取量は30gですので、このお酒は47%のアルコールがあります。だから、おじいちゃんは、その47%のアルコールを摂取することになります」
 なるほど!これは、優れものですね。私の場合は、赤ワイン用、焼酎用・・・・多くのキーが必要。キーに付箋で、「ふなくち菊水」とか、貼っておかなきゃ…。

 <その2 アルコール摂取量が一日の上限を超えると…>
 音声で、「もう飲まないでください。代わりに水をどうぞお飲みください」。
 なぜ、アルコール摂取量の上限が分かるのか?なぜ、おじいちゃんがキーを押さないのに「もう飲まないで・・・」が流れるのか?
 これ、ホント感心させられました。関ヶ原の小学生、「おじいちゃんのお酒飲みすぎ防止システム開発」にあたり、おじいちゃんを観察しクセを見抜いたのです。
 おじいちゃんは、酔うと椅子を揺らしはじめることに気づいた!そこで、椅子が揺れると、発案者であるお孫さん本人の声が流れ、飲み過ぎを知らせる仕組みを作りましたぁ!

 私が自慢するところではありませんが、自慢したくなります。
 すばらしいよ!関ヶ原の小学生!
 私の場合、酔うと…椅子を揺らすことはないしぃ、「ちゃぶ台をひっくり返す」という、一徹さんみたいな癖もない。
 浦安の孫く~ん、おじいちゃんに、「お酒飲みすぎ防止システム」を、作ってくれなくてもいいからねぇーっ。酔っても、癖は、ないからね~っ!

結婚いいじゃないか、太陽と月だもの

2020年12月05日 | Weblog
 「グダグダ言わずに、即刻結婚させてやって!」と、言いたいです!なんのことかって?もちろん、「小室さんの圭さんと、秋篠宮さんのとこの眞子様」のことなんですがね。
 3年前の婚約内定会見・・・我が人生で、あの会見を観た時ほど恥ずかしかったことはありません。恥ずかしくて…ホント困りました。
 眞子さまのお言葉…「小室さんは私を温かく励ましてくださる存在でございます。最初にひかれたのは太陽のような明るい笑顔であった・・・」よくもまあ、恥ずかしげもなくこのようなセリフが吐けるモノです!太陽!ああ、こっぱずかしい!
 圭さんの言葉…「きれいな月を見つけますと嬉しくなります。宮さま(眞子様)は、私のことを月のように静かに見守ってくださる存在でございます・・・」やめてくれぇ~っ!月だぁ?お願いだから、やめてくれ~っ!太陽と月かよ!恥ずかしいということを知らないんだなあ。よく言えるもんだ。

 太陽と月、ほおっておいたら何をするか分からないから、とっとと結婚させろ!と、思いましたね。で、結婚式はこの翌年、2018年秋に行われるぅ予定でした…。
 しかし、BUT!「太陽と月」に、横槍が入った。誰かが太陽側の家庭に不満があった…。(誰かは、はっきりしていますがね。「国民に拒絶反応がある」などと、結婚延期の犯人の一部を国民に転嫁させる宮内庁関係者まで)
 週刊誌の格好の餌食でしたね。圭さんの母方の祖父が、韓国人だとかさあ。韓国と関係あると、結婚しちゃダメなの?相田みつをさんならこう言うよ、「韓国の血が入っていてもいいじゃないか、太陽だもの」。
 圭さんのお母様が、元婚約者からお金を借りたのに返さない。

   私は、頭が悪いので、「元婚約者」の意味が分からない。
 なぬ?「婚約して、やっぱやーめた!というだけのこと、難しくないべさ」だって?
 う~ん?「元警官」「元役場職員「元校長」「元横綱」…「元」がつくのは、職業とか地位でしょ!「元婚約者」ってなに!?これが日本語として通るなら、「元歩行者」「元子ども(早い話が大人)」「元入院患者」「元スピード違反者」「元おやじ(今は、おかん?)」・・・何でもあり。

 閑話休題。「貸した」「貰った」と、ごたごたした金額が、たったの400万円。貧乏人の世界って、400万円が問題になる。400万円は、私の2年分の年金。だけど、子どもの結婚に必要であれば、家から何から売り払っても用意しますよ!預金は少ないかも知れませんが、心は貧乏人じゃないですから。400万円という端金でもめる…「太陽と月」とは別の意味で、こっぱずかしい!
 だけどさぁ、圭さんはICUを卒業しているんだけど、学費は払えたんだよね。誰が払おうと関係ないけど…。我が家の長女もICUだったけど、「学費」「マンション代」「生活費」など、ずいぶんお金がかかりました。二男は、青山学院で、同じだけお金がかかりましたね。子どもたちが、東京の友人宅へ遊びに行くとその家の方が、「一体どんなお金持ちのご家庭なの!?」と、一様に驚いたそう。我が家が、「お金持ちのくくり」に入るとは!びっくりでした。子どもが行きたいという大学へ行かせるために、懸命に働いただけなのですがね。カミサンも、髪を振り乱して働きましたよ。「貧乏」と「金持ち」、判断は千差万別ということでしょう。

 で、結婚を延ばしておきながら、今になって「日本国憲法第24条第1項は次のように規定しています。婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立し…」どの口が、白々しくも憲法を持ち出すのかと呆れました。
 でもまずは、結婚へ向かっているので、とりあえずよしとしますか。
 なぬ?「圭さんは、国際弁護士になれると思うか」って?難しいですね。よしんば試験に合格したとしても、そのあとが…3年~5年は研修…これがニューヨーク州の場合受け入れ側が飽和状態。それも乗り越えて首尾良く独立できたとしても、顧客がつかなければ収入がないわけで…。
 国際弁護士とは別の道を歩むことになるでしょう。アンティークマンの当たらない予言ですけどね。

転出した学校に翌日転入…あるある

2020年12月04日 | Weblog
 1979年。米国の社会学者、エズラ・ヴォーゲルさんが、「ジャパン アズ ナンバーワン」を書いてくれまして、70万部売れました。この本で、日本人が日本人であることに自信を取り戻しましたねえ。このころから、庶民が、海外旅行へ行こうと思えば行ける時代になってきました。

 この頃のテレビ番組に、「世界を旅する」ものがありまして、大いに影響を受けました。早い話が、「野次馬」。観るもの、聴くもの…なんにでもに興味を持つ。「ジャパン アズ ナンバーワン」の5年前には、沢木耕太郎さんルートで、ヨーロッパは、ほぼ回りました。
 当時新婚旅行といえば「宮崎」でしたが、徐々に「ハワイ」へ行くカップルが増えていきました。私はカミサンと、「ニューヘブリデス(現バヌアツ)」へ行きました。42年前のニューヘブリデスですから、まさしく「天国に一番近い島(ニューカレドニア)の隣の島」。「そのまんまの南太平洋の島」虚飾ゼロ…観光客もぉゼロ。独立した今はどうなっていることやら。

 で、世界の旅…「世界を旅する番組のレポーターだった方のエッセイ」に、私が印象深く記憶しているお話がありまして…。
 私は、新型コロナがはやり出す前まで、小学校へ出入りさせていただいておりました。児童数400人前後の学校でしたが、転出入が結構多い。私にとっては意外でしたが、「転入してきて数日で転出」というケースや、その逆で「転出して行ったのに、何日も経たないうちに戻ってくる」というケースがありました。

 原因はもちろん決まっておりまして、「家庭の事情」。多くは、保護者の離婚、再婚、また離婚、またまた結婚、また離婚・・・。それに係わって子どもが、「児童相談所に保護される」ということも。頻発とは言いませんが、「複数の児童が児相にいる」という期間があったり…。大変な時代になっているのです。保護者の無責任さに「翻弄」されている子どもたち…今も泣いている子がいるのです。

 で、「世界を旅する番組のレポーターだった方」の経験談。世界旅行とは、全く関係がないのですがね。
 中学生の叡子(仮名。A子よりいいかと)が転校することになった。学級で、盛大な送別会をしてくれた。涙、また涙の中、拍手で送られ帰宅した。その夜…話が大転換し…転校しないことになった。大転換で修羅場になったかどうかは不明。みんなニコニコの大転換だったかもしれません。
 送別会をしてもらって転校したのに…転校しないことになった叡子さんは、夜遅くに担任の丈夫先生(仮名)に電話した…
 「先生、私、転校しないことになりました。明日、学校へ行っても…」
 丈夫先生は唸ったという。そうだよねぇ、授業を潰して送別会をして、涙で別れて、翌日、「おはよう!昨日は送別会ありがとね」は…あまり例がないでしょうから。
 で、沈黙のあと丈夫先生が言った…
 「叡子!明日ほんの少し遅刻して来い。そして、教室の前で待ってろ」
  翌朝。始業のベルが鳴りおわった校庭から、教室までがさぞ長かったことでしょう。みんなの声が聞こえてくる廊下に立っていると、ガラリと教室のガラス戸が開いた!
 「みんなぁ!叡子が帰ってきたぞう!お帰り~!」
 「お帰り~!」
 丈夫先生の大きな声に続いてクラスのみんなの声。
 叡子さんは、おもわず、「ただいま~!」と、言ってしまった!当然だよね。そして、叡子さんは、昨日までの席に何事もなかったかのように座り、授業が始まった。
  丈夫先生の、この強烈な、生徒に有無を言わせぬ仕切りがなかったなら、叡子さんは戻る場所も行く場所も失っていたかも知れません。

  私は、こうゆう話に弱い。というか、心を打たれる。「あたたかい心の機微に触れる」…。丈夫先生、素晴らしいです。教師たるもの、こうでなければ!

19歳で年俸1億円なの?

2020年12月03日 | Weblog
 中3の男子が、保護者にお願いした。
 「中学校を卒業したら、フランス料理を学びにフランスへ行きたい。高校・大学へは行かないので、それにかかる費用を渡仏の費用に充てたい」
 「せめて、高校を出てから行きなさい」と、親。親としては、最大限の譲歩…?

 結局、高校を卒業し18歳で渡仏。念願のシェフに弟子入りできた。18歳での弟子入り…弟子たちは、年下ばかり…。18歳の彼は、「体より先に頭が働いてしまった(手がうごかないのに口は立派…ということかな?)」。その状況についてシェフは…
 「なぜ、もっと若いうちに来なかったのか…」

 シェフの言葉の裏に、「若いうち(中学校を卒業してすぐ?)」に来ていたらモノになったかもしれないのに」が、隠れているような。だとすると、子どものために高校ぐらいは出てほしいという親心が、子どもの芽を摘んでしまったことになる。
 親御さんは、「挫折して20歳になってからの高校生でもよかった。高校も出ずにフレンチの修業に出すことを恥じることもなかった…時間は戻らない…」と。
 では、中卒で渡仏していたらどうなっていたか?それは誰にもわからないこと。
 フレンチのシェフをめざして渡仏して修業し、「成功した姿とは」どういう姿なのかは…明確に言えるはずもありませんがね。

 私が知っているフレンチシェフは、北海道南部の「天ノ川」が流れる町の出身。高卒で渡仏。フレンチを学んで帰国後、表参道で店を持った。現在は、目黒区の目黒通り沿いに、1階から3階までをレストランとする、「キリゲリ(フランス語で、『笑う門には福来る』の意味)」のオーナーシェフ。このような姿を「成功」とするならば、高卒で渡仏しても成功するケースが「もちろんある」という一つの証明でしょうか。ただ気がかりなのは、コロナ禍の影響を受けたでしょうから…キリゲリも苦戦していることは間違いないでしょう。

 フレンチの修業で中学を出たら渡仏する子どもたち…今も少なからずいるのでしょうが、「一体何百人いるの?」と驚かされるのが、ヨーロッパへサッカー留学する子どもたち。しかも、小学生。スペイン、イタリアは9歳から、ドイツは8歳から受け入れてくれる。8歳、9歳で自炊して、学校へ行って、サッカーの練習をする。根性が養われるわけです。挫折したら、泣きながら日本へ帰って来ればいいわけで…第三者から見ると悲壮感はぁないかな。
 先鞭を付けたのは、「久保建英選手」ですね。10歳で、スペインのFCバルセロナへ。来季の年俸は、1億円。これですから、世の中の親は、小学生の子どもをヨーロッパへ送り込むはずです。ヨーロッパ行きの斡旋業者の数も半端ない。一大産業になっている。
 サッカーだけじゃなかった!サーフィン、ダンス、テニス、ゴルフ…。日本の小学生が海外で修業している。

 保護者が、子どもを育てるに当たって「古めかしい世間の常識の殻を破り始めた」と、いうことですね。一度しかない我が子の人生、親として、「どのような努力があるだろうか?」と考えて出した結論なのでしょう。
 レオナルド・ダ・ヴインチは、「教育よりも、経験が大切」と言っています。
 なぬ?「ダ・ヴインチを出す前に、日本には『かわいい子には、旅をさせよ』という諺があるぞ」って? ハイハイ、それを先に言うべきでした。

家出娘が一番大切なモノは?

2020年12月01日 | Weblog
 テレビを観ていて、目眩がしました。家出をした19歳の女の子なんですがね、泊まるところには不自由しないという。SNSで「今晩泊めて」と、書き込むと、「泊めてくれる男はたくさんいる」のだと。いとも簡単に見知らぬ男の家に泊まれるものだと…目眩がしました。その後…呆れてしまいました。何に呆れたかって?
 レポーターが、19歳の家出娘に、「あなたが一番大切なモノは何ですか」と、質問しました。その応えに呆れました。なんと応えたと思いますか?「命?」「お金?」「泊めてくれる男?」…違います。家出娘が一番大切なモノは、「スマホの充電器」した。確かに!「スマホが使えなくなる=何もできない」スマホの充電器は、「命と同等かそれ以上に大切なもの」ですね。感心するところじゃないですね。はい。

 子どもたちに一番使われているSNSは、「ツイッター」。麻薬売買の情報が山ほどあるんだと!ツイートした人へダイレクトメッセージを送れば、簡単に連絡が取れる。つまり、簡単に麻薬が買えるってこと。麻薬がポケットの中にある時代なんだぁ!
 SNSの隠語「穂別、苺差保(ほべつ いちごさほ)」って、どういう意味?これは、「ホテル代別で、1万5千円でサポート(援助交際)お願い」。
 「野菜」は大麻。「アイス」は覚醒剤。「手押し」は、対面で直接取引をするという意味。つまり、堂々と取引が行われているということですね。
「神待ち」これは、ご存じの方が多いかと。「家出中です。泊めてくれる人、待ってま~す」ということ。
 なぬ?「警察のサイバーパトロールが補導してくれるだろう」って?そ、それがぁ…あまりにも数が多くて、すべてを取り締まることなど到底不可能だという。コロナ禍の陰で日本のSNS禍は、大変なことになっているのです。
 
 警察庁によると、SNSなどで児童ポルノや児童買春といった被害に遭った子どもは2017年に1813人。警察に行方不明者届が出された(早い話が家出)10代の人数は1万6412人(2017年)。今は、もっと増えているでしょうから…2万人前後の子どもが、SNSで、「神待ち」と、ツイートしている…。ダメだよ、これは!こんな数字や、大変な数の「神待ち」の子たちの存在を知ってしまうと、看過できませんよねぇ。そうは思っても、いかにも無力なんですがね…。

 YouTubeでは、暴力的、性的な動画の投稿は禁止されています。ところが、毎日おびただしい数の動画が投稿されるので、すべてをチェックし、排除することは不可能なのだと。つまり、楽しいアニメだと思って子どもに観させたら、エルサ(アナ雪)が、ガバガバ酒を飲んだり、アンパンマンが子どもをボコボコに殴って流血させるシーンが出てきたりなどするという。

 では、我々小市民は、どうしたらいいのか?何かできることがあるのでしょうか?主体になってできることはぁ…ないですねぇ…。でも、ポイントは、「子ども」であることが洗い出されますね。
 大人相手に、「ネットのトラブルの大半は、皆さんの知識不足です。穂別、苺差保…ああでもなければ、野菜、手押しで…こうでもない…」傾聴する大人などいやしない。罵倒されるのがオチ。
 子どものうちから、子どもに対し、「ネット上で起こっていること。その怖さを伝えていく」これが大切。家庭、学校、地域で、このことを定期的に根気強く。

 学校では、コロナ禍で授業時数が不足しているので、「人権教室」とか「ネットリテラシー(ネットを正しく使いこなす能力)の授業」は、お断りしております。などと言わずに、実施していただきたいもの。そもそも、授業時数が不足しているのと、「人権教室」「ネットリテラシーの授業」は、関係ありませんから。
 コロナ禍で、学校で惹起している問題を考えると、「人権教室」「ネットリテラシーの授業」これらこそが必要な気がしますがね。