バッタモンのポタリング日乗

松本在住の自転車散歩日記です
  時々余計な話題も

信玄終焉の地を訪ねて:その2

2019-05-02 06:20:57 | 歴史探訪
根羽村の信玄塚から国道153号線を北上すること20キロ余り
阿智村駒場に長岳寺という寺がある

信玄は甲斐への帰路このあたりの山中で亡くなり
遺骸がこの寺に運び込まれ火葬されたということだ

この寺は1000年以上の歴史があり
かつてはかなり広い寺社領を持っていたが
諸々の事情により3回の移転を経て現在地に50年ほど前に移築されたそうだ

少し離れた裏山にある信玄が荼毘に付されたと言う火葬塚から出た灰を
昭和の時代に建立した十三重塔に移したということだ

寺には信玄の遺品とされる「兜の前立て」と兜の中に入れられていた小さな仏様が展示されており
これを見ていると本当にここが信玄終焉の地と思えてくる

息を引き取ったのが根羽村の地で
火葬されたのが近隣で比較的規模の大きかった長岳寺なのだろうか?
映画「影武者」では骸を諏訪湖に沈めていたがそれは確実に無いだろう
         
         

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