バッタモンのポタリング日乗

松本在住の自転車散歩日記です
  時々余計な話題も

北海道旅:最東端

2024-09-07 06:08:41 | 

車+自転車で北海道を旅してるG氏のソリオに乗せてもらい先ずは日本最東端の駅東根室駅へ

早速最東端駅到達の記念写真を撮影

我々の他に中年夫婦がホームに

誰にでも話しかける気さくなG氏は早速声をかける

京都からの観光客だそうだ

最北端の稚内と最東端の東根室駅を制覇してみると当然南と西にも行きたくなる

最南端はは枕崎線の「西大山駅」で最西端は松浦鉄道「たびら平戸口駅」だ

 

その後納沙布岬までドライブ

稚内はノシャプ岬で紛らわしいそれぞれアイヌ語由来なことは言うまでもない

納沙布へ続く道の両側は起伏の緩やかな丘が続く単調な景色だ

この辺り暖流と寒流がぶつかり合う所で霧が多くこの日も生憎の天気で国後島も歯舞群島も見ることができなくて残念

納沙布岬に着くと天然冷気のクーラーが心地よい

駐車場傍にある北方領土資料館見学でいろいろ資料を見て館長さんの話も少しうかがう

北方四島には終戦直後1,7000人の日本人が住んでいたが今は1,8000人のロシア人が住んでいるということだ

かつて維新の議員が北方領土は戦争しないと取り返せないなどと発言して炎上したが

残念ながら返還は絶望的に思える

 

根室市内に戻り花咲ガニを家に送って今夜の宴会分も購入

ビールやつまみもスーパーで買ってG氏と車中宴会

さらに近くの居酒屋で二次会

これはこれで思い出深い根室の夜になった

 

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北海道旅:花咲線

2024-09-03 08:55:14 | 

根室と言えば花咲ガニ

それにちなみ根室本線の釧路~根室は別名「花咲線」これでイメージがぐっとアップする

その花咲線を走る国鉄末期に製造された北海道仕様のキハ54は冷房はなく扇風機

さらに防寒用のデッキ仕切りドアがある寒冷地仕様だ

クロスシートは転換式でなく半分ずつ逆向きになっていているのだが一応少しリクライニングする

2両編成の列車は7割程度の乗車率で2両目の眺めの良い右側が一部指定席になっている

窓を開けて走る列車に乗るなんて何年ぶりだろうか?

風に乗って車内に流れ込むディーゼルの音と匂いが懐かしい

 

厚岸湾から茶内にかけての別寒辺牛湿原の車窓風景はなかなか素晴らしい

個人的には釧路湿原よりこっちの方が感動した

ここにはタンチョウ鶴が生息していて運が良ければ見れると乗務員が説明してくれた

浜中駅にはルパンの大きな看板が飾られている

数年前に亡くなった作者のモンキー・パンチはここ浜中町の出身ということを知った

別当賀を過ぎると再び海岸線に出て花咲線の象徴的風景でもある落石付近の丘の上を走る

この風景はポスターにもなっている撮影スポットで中井精也さんのてつたびでも紹介されていた

しかし生憎の霧で風景はほとんど見えなくて残念だ

 

ほぼ定刻に根室駅に到着

駅には車に自転車を積んで北海道を旅してる自転車仲間が待っていてくれた

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