久遠寺：三門

いくつか訪れた各宗派の総本山はいずれもすばらしく
ここ久遠寺の三門も威風堂々となかなかのものです

そして三門をくぐると
目の前に現れた天空に続くような石段にびっくりします
この104メートル287段を上るには少々根性が要ります
五木寛之の「百寺巡礼」にこの階段の様子が良く描かれています

日蓮が故郷の房総へ帰る途中に滅した池上本門寺にも加藤清正が寄進した長い石段がありました
ここで鬼平が「何者」かと死闘を演じた舞台という理由で見に行ったのですが
この石段を上った所にあった日蓮聖人像は宗教家というより武闘家みたいでしたなぁ

久遠寺：門前風景

車をデポしＢＤ－１で久遠寺に向かいます

総門をくぐると程なく門前町に入ります
ここはどうも湯葉が名物らしく
そこかしこに書かれた「ゆば」の文字が目に入ります

しかし「ゆば定食」にはあまり触手が動かず
若いオネエさんがやってるカレー屋さんでお昼
カレーはハズレがないので取材先で良く食べた
というのは司馬遼太郎

観光バスで訪れる信者の方々が結構いました
お題目の書かれた白装束と団扇太鼓が門前町に良く似合います

赤沢宿へ行く：その３

重要伝統的建造物群保存地区ということで整備された石畳はかなりの急坂で
各家々は石垣を積んで平らな宅地を確保しています
そして　この石垣や所々に設けられた水飲み場がとても良い雰囲気を醸し出しています

しかし　古民家を利用した休憩所や資料館は
扉を閉じたままでしばらく利用された形跡がありません
訪れる観光客はそれほど多くはないでしょうし
観光化されていないのでお金を落とすような所もありません

これらの建物の維持管理も大変でしょうし
後継問題もあるでしょう
でも　この風景がいつまでも残っていて欲しいと願いながら集落を後にしました

赤沢宿へ行く：その２

江戸屋、大阪屋などという屋号を掲げた宿の軒先には
各地の「講」の名前が書かれた講札がびっしりと並んでいます

多い時には１日1000人の信者が投宿したと言うから驚きです

白装束に団扇太鼓を叩きながらの身延山・七面山詣は
娯楽の少ない時代の団体旅行的側面もあったのでしょう

赤沢宿へ行く：その１

早川町役場に車をデポし
ＢＤ－１で「赤沢宿」を目指して走り出す

県道から山道に入るといきなりの急坂に汗だくで
ユニクロのポロシャツを着てきたのを後悔します

３キロほど喘いでたどり着いた２０数戸の集落は
重要伝統的建造物群保存地区の景観を見せてくれます
そのうちの幾件かはかつて宿を営んでいた建物です

それらは
日蓮宗総本山久遠寺の身延山と霊山七面山を結ぶ身延往還の講中宿という歴史を秘めた宿で
山間の集落には不釣合いに大きな宿もあり往時の賑やかさが偲ばれます

トンネルを抜けると・・・

八坂から大町に入るトンネルを抜けると
北アルプスがバーンと現れます

峠を越えたりトンネルを抜けたときに
それまでとは違った風景が眼前に広がるのは感動的です

思わず立ち止まってしまいます

雨のち晴れ

今日は開田高原遠征予定が天候不安定のため
プリン体さんの新車お披露目も兼ねて
松ぽたメンバーと生坂、八坂経由で大町へ

息子からもらった風邪が完治せず
ゲホゲホしながらのポタでしたが
朝のうち雨模様だった天気も快方に向かい
とても楽しく走れました

走りに一ひねり加え
こんなつり橋を走るのも松ぽたならではです

空打ち

古いタイプのティアグラＳＴＩを
ツーリング仕様車に付けたのですが
リリース側で空打ちが起こりました

タオの店主に聞いてみたら
どうも中のグリスが古くなって
滑りが悪くなったのが原因のようです

アドバイス通り
レバーの隙間からパーツクリーナーを
どっぷり噴きかけてみたら
症状が改善しました

雨宿りついでに

大峰高原でちょっと雨宿り
雨に濡れたツツジがとてもきれいでした

こういう花を撮るには
天気が悪いほうが光が均一になって
うまく撮れます

雨に濡れながら～♪

今日は松ぽた希望者と野麦峠へ行く予定でしたが
天気予報が良くなかったので早々に中止

でも、朝起きたら
おっ？いい天気じゃん
こりゃ、どこかへ行かなくちゃ！
と言うことで急遽地図を見ながらルート設定

明科まで車で移動し
犀川左岸を宇留賀の集落まで流し
八坂村を抜け唐花見湿原へ
そこのカフェでお昼を食べて
大峰高原を経て帰路へ

６０キロに満たないコースですが
車も少なく
変化に富んだとても良いコースです

天気予報どおり
大峰高原の大楓辺りからの帰りは
ちょっと雨にたたれました・・・