バッタモンのポタリング日乗

松本在住の自転車散歩日記です
  時々余計な話題も

松本競輪場

2019-12-28 22:05:38 | 歴史探訪
松本ぽたりんぐクラブの忘年会の折に競輪の話が出て
そう言えば松本にもかつて競輪場があったことを思い出して痕跡探訪

1949年から1951年の2年間だけ開催されたのみで経営不振で廃止
其の後20年ほどして跡地に造られたのがこの開明小学校
何か痕跡があるかと不審者のようにウロウロしてみたが何にもなし
確か中学生のころまでは構造物があって一度見たような気がするが記憶が定かではない

70年前はこんな風景だったんだ
                      
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トンネル地獄

2019-12-12 20:48:48 | 鉄道
昭和40年代のグループサウンズ時代
ザ・ダイナマイツの「トンネル天国」という歌があった
SLの終焉で煤煙地獄から開放されたという歌詞ではないのだけれど
機関士にすればまさにディーゼルや電化されたことで地獄から天国になったことだろう

鉄道文化むらでトンネルの煤煙対策として遮蔽幕と言うものの存在を初めて知った
傾斜のあるトンネルに入ると煙突効果で煙が機関室や客車に纏わり付く
それを防ぐために汽車がトンネルに入ったら遮蔽幕を閉めると
後方が陰圧になり煙が後ろに引き込まれ機関士や客車への煙害が少なくなると言うことらしい

SLのトンネル煤煙対策にはいろいろ苦慮したようで
濡れ手拭いにゴーグル、ガスマスク、煙を少なくする燃焼法、煙突の煙を上でなく後方に流す装置等々
窒息死したり意識喪失したものもいたそうだ

それから半世紀
時代はほぼトンネルだらけのリニアモーターカーだ
         
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熊ノ平駅

2019-12-11 21:30:08 | 鉄道
駅といっても周りに人家はない
最初給水給炭所として設置されその後駅に昇格
最終的には信号所に降格という歴史を持つそうだ

旧国道18号から整備された階段を上ればすぐに駅跡だ
駅の両側はトンネルに挟まれエリアとしてはそう広くない
3本あるトンネルのうち1本は道路のトンネルだろう
外形が少し違っているし線路が敷設されていない
碓氷峠方向のトンネルを覗くと出口から峠に向かって明らかに急坂になっていることがわかる

古びた変電所の横には慰霊碑が建っていた
昭和25年にここで大規模な土砂崩れがあり
作業員や社宅にいた家族50名余りが犠牲になったということだ
合掌
        
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めがね橋

2019-12-10 17:28:47 | 鉄道
二連アーチの石橋が水面に映るのが正確なめがね橋だろうけれど
この碓氷第三橋梁は4連アーチ橋で水面も無いけど通称「めがね橋」

高さ31メートル長さ91メートルだそうでレンガの数は約200万個
間近で見上げるとその威風堂々とした姿に圧倒される

廃線となった時に丸山変電所とともに解体の話も出たそうだが
こうして土木産業遺産として残されたことは保存運動に奔走した方々に感謝だ

橋梁の上も遊歩道アプトの道として歩くことができる
下をのぞくとさすがに怖い
所々レンガに刻まれた落書きが痛々しく甚だ残念だ

この先にも碓氷峠に向かって幾つかの小規模なレンガ橋梁を目にする
                 
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旧丸山変電所

2019-12-10 13:26:42 | 鉄道
鉄道文化むらからは複線の上り線部分をアスファルトで舗装したアプトの道と名付けられた遊歩道になっている
レールはそのまま遊歩道に象眼のように埋め込まれていて沿線の遺構と合わせて廃線跡の雰囲気が味わえる
この辺りはまだ比較的平坦なそのアプトの道を20分ほど歩くと右手に赴きあるレンガの建物が2棟現れる
旧丸山変電所だ

左の棟は直流を交流に変換する施設
右は蓄電設備を備えた棟との説明書きがあった
激坂のパワーチャージポイントだ

こんな山の中の変電所なのにさりげなく装飾もしてありとても美しい
やっぱ明治時代のレンガ建築はいいなぁ

国の重要文化財となっている
                
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碓氷峠のアプト式

2019-12-09 17:35:10 | 鉄道
66.7パーミルという急勾配との戦いの歴史の中で興味深いのは
何といってもアプト式だろう

その名前は小学生のころから周知していたが構造を間近で見たのは初めてだ
3枚のラックレールとピニオンギアが位相をずらしてがっちり噛み合うようになっていた
なるほど、このズレ具合が肝だなぁ
使い込まれたラックレールの山は半分くらいに磨り減っていて
その加重のすごさを物語っていた
昭和38年でその役目を終えたということだが
大井川鉄道ではこのアプト式が今でも使われている

いろんな鉄道資料や旧車両が展示されている碓氷峠鉄道文化むら
中でもコアな鉄道ファンにとってうれしいのは
碓氷峠専用の電気機関車EF63を実際に400メートルの区間往復運転できるということだろう
予約制で事前講習等それなりに料金はかかるがそれは動態保存の維持費に当てられているそうだ
                 
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峠の釜めし

2019-12-08 21:42:03 | 鉄道
信越本線の終端駅となってしまった横川駅
利用するのはほとんどが碓氷峠鉄道文化むらへのお客さんだろうか?
ひと気の少ない駅前で2匹の野良猫がのんびりひなたぼっこしていた

駅すぐ前には明治18年創業と言う釜飯の荻野屋の年季の入った本店があり
道路を挟んでその資料館もある
無料だが釜飯の歴史は無論、写真や鉄道資料などなかなか見応えがあった

丁度昼飯時
一組の観光客が店に入っていくのを見て
ここはやっぱ定番の釜飯かな?
いや、最近はあちこちでおぎのやの釜飯は食べられるからありがたみが無いなぁ

と言うわけで近くに見つけた大衆食堂へ
松一食堂・・・
創業者が何とか松一さんだったろうことは容易に想像がつくネーミングだ
お勧めと書いてあった味噌ラーメンは手打ち風の縮れ麺に
ほのかにニンニクの効いたやさしい味の味噌スープが絡まって結構旨かった
トッピングの糸唐辛子が珍しい

さて鉄道文化むらへ行ってみるか
 
         
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