バッタモンのポタリング日乗

松本在住の自転車散歩日記です
  時々余計な話題も

義仲縁の玉泉寺

2017-07-24 16:01:28 | 自転車
意外な所に結構立派な寺があったりするが
信州新町山奥のこの玉泉寺もその類だ

なんでも木曽義仲が京都で祈願していた玉泉寺が焼かれた際に
配下の竹村何某がご本尊を運び出し
紆余曲折を経て最終的にここに安置されたということで
立派な三門脇に
「木曽義仲ゆかりの寺」の標柱が目に入る
そんな訳で檀家の多くが竹村姓らしい

木曽義仲が歴史に名声を残していたら
訪れる人がも少しいたかもしれないな
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山間の村々

2017-07-20 23:16:40 | 山村探訪
地図上に点在する山間の村々はまだ健在だろうか?

信州新町から小川村へ抜ける県道36号線を北上し
津和から西へ向かうと道沿いに集落入り口の標識が出ている

そんな案内を頼りに適当に入り込んでみるが
狭い道路の片側は崩れそうな山肌で反対側は谷だ
本当にこの先に集落があるのか不安に駆られるが
やがて現れた人家にほっとする

外味藤(そでみとう)、細尾笹子、中尾、越道、栃久保といった集落を探訪する
そこには空き家も目立つが狭い畑を耕やす人々の暮らしがまだまだある
そんな風景もあと何年か後には消滅してしまうのだろう

狭い山道の運転から解放されたとたん眠気が襲ってきた
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日光結構バードさん

2017-07-03 08:22:29 | 
日光を見ずして結構と言うなかれ・・・
考えてみれば結構と言う言葉はけっこう使うじゃないか

そんな訳で人生初日光
極彩色の建物はどうもなぁ・・・
そんな先入観も払拭する江戸の匠のすばらしさに
しばし言葉を失わさせるのはさすが家康
明治初期に日本奥地紀行の途中でここを訪れたイギリスの女性冒険家
イザベラ・バードが大いに感動したのも頷ける

そのバードが泊まった宿が今でも金谷ホテル歴史館として残されている
元々は日光を護衛するための侍屋敷だったそうだ
バードはこの宿を絶賛し
素晴らし過ぎてインクをこぼしてしまわないか
障子を破ってしまわないか四六時中ビクビクしてたとある
そんな宿が今に残り見学できたのは嬉しい
奥の一段下がった部屋は通訳伊藤が使っていた

帰ってからもう一度日本奥地紀行の日光金谷邸の項を読み返してみた
バードが滞在したのもこの時期だった
気候も相まってとても居心地良かっただろうことは容易に想像がつく
コメント (3)
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