糸魚川で大糸線に乗り換え
大糸線の糸魚川~南小谷間はJR西日本が管轄で南小谷からはJR東日本になる
JR西日本区間は非電化で架線が無くとてもスッキリした風景が楽しめる
しかしこの区間はまた中国地方のローカル線とともにJR西日本の赤字お荷物路線でもあり廃線か存続かの議論が行われている
もし自然災害で線路や橋梁が崩壊したらこれ幸いにと廃線に追い込まれることは明らかだ
そんな危惧もあり今のうちに記録を残したくてひたすらビデオを回し以前の動画や写真を合わせて編集してみた
糸魚川で大糸線に乗り換え
大糸線の糸魚川~南小谷間はJR西日本が管轄で南小谷からはJR東日本になる
JR西日本区間は非電化で架線が無くとてもスッキリした風景が楽しめる
しかしこの区間はまた中国地方のローカル線とともにJR西日本の赤字お荷物路線でもあり廃線か存続かの議論が行われている
もし自然災害で線路や橋梁が崩壊したらこれ幸いにと廃線に追い込まれることは明らかだ
そんな危惧もあり今のうちに記録を残したくてひたすらビデオを回し以前の動画や写真を合わせて編集してみた
直江津から糸魚川まで日本海ひすいラインに乗車
この区間は結構見どころが多くて楽しい路線だ
①何と言っても海岸線を走るので日本海の景色が楽しめる
②頚城トンネル内のモグラ駅筒石駅に停車
③海に近い有間川駅の趣ある駅舎(今年からその一角が喫茶レストランになっている)
④糸魚川手前には交流と直流を切り替えるために架線に電気の通っていないデッドセクションの表示がある
単行の電車はそこそこ混んでいて後から乗ってきた親子に席を譲り前面展望を満喫する
糸魚川までは50分くらいだ
※日本のデッドセクションより
直江津駅到着は11時半
ちょうど昼飯タイムだ
以前テレビ東京で放映していた「鉄オタ道子、2万キロ」
テレ東的マニアックで面白い番組だった
その中の筒石駅の回で道子(玉城ティナ)が旨そうに食べていたのが直江津名物の駅弁「鱈めし」
昼飯はこれに決めていた
しかし駅舎の中を見回しても鱈めしどころか駅弁も立ち食い蕎麦もない
きょろきょろしながらとりあえず外に出てみると
あった!
正面のホテルハイマートの一角に駅弁ののぼり旗
鰊めし鮭めしなどもあったがここは迷うことなく鱈めし
1400円なり
棒鱈の甘露煮にタラコ、鱈の親子漬けなどが敷き詰められていて大満足
おいしくいただいた後4回目の乗り換えで日本海ひすいラインを糸魚川に向かう
以前自転車で訪れたモグラ駅の筒石駅を電車で通るのが楽しみだ
越後線の終始発駅と言うより信越本線の柏崎駅に到着したのは10時ちょい前
この駅は何度も素通りしていて降り立つのは今回が初めてだ
駅舎正面には「水球のまち柏崎」・・・さて?
駅前に「ぷらっと」という桃太郎旗が目についたので入ってみる
土産屋兼喫茶で地元の有志が営業しているのだろう農家持ち込みの野菜なども売っている
店内の一角には懐かしの昭和レトログッズが展示してありお宝鑑定団に出せば結構な値の付きそうなものもある
200円のコーヒーを飲みながら店番のおじさんと談話
「水球のまち」とは駅の目の前にあるブルボン本社お抱えの水球クラブチームの拠点と言うことで
オリンピックの代表選手にも何人か出ているそうだ
昭和レトログッズは近所にコレクターがいてたくさんあるグッズを定期的に入れ替えしているとのことだ
そんな四方山話をして時間を潰しているうちに信越本線直江津行に乗る時間がきた
新潟駅発7時19分の越後線で内野駅下車
大学の教養部時代の乗降駅だ
当時の面影はまったくなく駅舎は立派な橋上駅になっており
列車の待ち時間によく立ち読みしていた駅前の書店もすでにない
新たに整備された駅前ロータリーには遠藤実の立派な顕彰碑が建立されていた
なんでも戦時中に内野小学校に疎開してから17歳までこの地に暮らしその時の経験が曲作りの原点になっているようだ
20分ほど駅前を散策して吉田行の電車に乗車
田園風景の彼方には学生時代に登った角田山と弥彦山
吉田到着後数分の待ち合わせで柏崎行きに乗り換える
ここから本数がぐっと少なくなりこの次の柏崎行は4時間後だ
各駅での乗降客はほとんどなくほぼ空気輸送
学生時代から8年間過ごした新潟へ行くのは朱鷺メッセ完成直後以来だから約20年ぶりか
駅舎は現在工事中だが大きく変貌し駅直結のバス乗り場もたいへん便利になった
荷物をホテルに預けバス乗り場に戻る
古町に降り立つと数年前に閉店したという三越の入り口がシャッターで閉ざされているのが寂しい
古町界隈の衰退を象徴しているようだ
この日はちょうどジャズフェスティバルをやっていて結構賑わっていたが普段はどうだろうか?
とりあえず昼飯
ここは「とんかつ太郎」一択だ
1時半ころだというのにまだ行列で20分以上待ったしその後も客足は絶えなかった
20年ぶりに出会えた安定の旨さに喜ぶ胃袋
さて、母校から住んでいたアパート辺りまでぶらぶらして40年前に戻ってみよう
古町にはいつの頃からかドカベンキャラの銅像があちこちに立てられていて鬼太郎キャラ銅像の境港を思い出す