バッタモンのポタリング日乗

松本在住の自転車散歩日記です
  時々余計な話題も

廃線危惧の大糸線に乗る

2022-10-31 13:56:57 | 鉄道
12時の南小谷駅は
あずさが入線し糸魚川行き、松本行きの接続が待機している

糸魚川まで乗って行って昼飯を食べて来よう
という訳で駅前に車を置き糸魚川行12時07分発に飛び乗る
廃線の危機にある大糸線JR西日本区間
ガラガラだと思っていたら
あずさからの乗り換えもあり満員でびっくり
朝の通勤ピークを少し過ぎた山の手線並みだ
大きな違いは大糸線は一両のみ

糸魚川までは約一時間
立ったまま前方展望を楽しむにはちょうど良い
何度か姫川を渡る橋梁がなかなか面白い

紅葉とひすいラーメンはイマイチだったかな


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中国地方乗り鉄:境線

2022-10-21 17:52:36 | 鉄道
昨夜は松江で海の幸を堪能して早々と就寝
日頃昼寝の習慣があるが旅先では昼寝しないのでその分夜は早く眠くなる

松江発7時丁度の山陰本線で米子に向かう
今日も曇天で車窓から見える中海はグレーだ
米子到着は7時33分
そこで境線に乗り換える予定だったが・・・・
ん?5分前に列車が出発してしまっていた
うっかり平日用の時刻表を見ていたのだった
次の列車は約2時間後の9時33分
リニューアル工事中の米子駅やその周辺で2時間も時間を潰せそうなところはない

こんな時にはバスを調べてみるのが良いことは経験済み
やはり30分後くらいに境港行きがあった
バスの待合室で隣のコンビニで買ったおにぎりと肉まんの朝食を済ませ
9時前に境港に降り立つことができた



境港はゲゲゲの街
どこもかしこも鬼太郎の仲間や妖怪だらけだ
既に子連れファミリーや若者が結構いる
水木しげるロードの両端に設置された像の数は一体幾つあるのだろうか?
台座には寄贈者の名前が刻印されている



観光スポットから逸れて路地や漁港をぶらぶらしキハ40の鬼太郎列車で米子に戻る
米子駅の境線発着ホームもゲゲゲだ
駅前通りの店でで海鮮丼を食べて13時26分の「やくも」に乗り込む
松本着20時45分だ





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中国地方乗り鉄:一畑電車

2022-10-17 21:16:50 | 鉄道
木次線終点の宍道駅到着12時28分
ここから山陰本線に乗り換えて出雲市駅へ
ここまで来たら一応出雲大社は見ておきたい

一畑電車出雲大社前駅に降り立つ
新型コロナはどこ吹く風
駅も参道も観光客が多くさすが島根随一の観光地だ
出雲そばを食べようと思っていたが諦めて手持ちのどら焼きをベンチでほおばる
今更縁結び祈願も不要なので遠目に大きな神殿を見てから宝物殿の心柱を見学して早々駅に戻る

出雲大社前駅は鉄筋コンクリート造り洋風建築の駅舎で
ステンドグラス風装飾なども施されており国の登録有形文化財に指定されている
構内にはデハニ50形電車が保存されて内部を見学することができる
これは中井貴一が49歳で一畑電車の運転士になるという映画で使われているのを知ってアマゾンプライムで観てみたら
畑電の魅力満載の映画でした





820円の切符を買って15時07分の松江しんじ湖温泉行に乗り込む
ボックス席が木のパーティーションになっていた
サイクルトレインでもあるのでレンタルの電動自転車が3台持ち込まれてきた
車内は結構混んでいたので肩身が狭そうだ
赤い鳥居が列をなしているお稲荷さんが車窓から見えた
確か鉄道写真家中井精也さんが写真を撮っていた所だ
川跡でJR出雲市駅に行く人たちは乗り換えるので車内には余裕ができた
起伏がほとんどない上にレール敷設が直線的なので結構な速度で走っていく



一畑口駅では珍しい平地でのスイッチバックが行われ
ここから進行方向が逆になり最後尾に座っていた私は最前列になる
これはかつては3.3キロ先の一畑薬師まで伸びていた線路が戦時中に撤去され軍事用に転用されたことによるものだそうだ
途中下車したかったが時間の関係であきらめざるを得なかった
あいにく空も宍道湖もグレーでお世辞にもきれいな風景とは言えない

松江市に近づくにつれ次第に混みだしてきて
子供を抱いた母親が乗ってきたので席を譲った
松江しんじ湖温泉駅到着16時08分
日が沈むまでまだ十分に時間があるので徒歩で松江城に向かう
これで5つの国宝城完全制覇だ

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中国地方乗り鉄5:木次線

2022-10-17 07:15:54 | 鉄道
備後落合駅を出て線路はすぐに三次方向への芸備線と分岐し
西城川沿いに中国山地の分水嶺に向けて高度を上げていく
並行する国道314号線を走る車が唸りをあげて走行する気動車を軽々と追い越していくのが車窓から見える
この路線でも時々25キロ制限区間が現れる

三井野原駅はJR西日本で最も標高が高く726メートルだ
スキー場もありここまでくるとぐっと空が広くなる
分水嶺だ
ここから次の駅の出雲坂根間にこの路線最大の見どころが待っている

駅を出て間もなく赤い大きな三井野大橋が現れ気動車は徐行してくれる
出雲側の急坂を回避するため線路は大きく湾曲しており
その中に壮大なループ橋が見えてくる
これが標高差105メートルを一気に駆け上がる国道314号線のおろちループだ



備後落合から乗り合わせていたおじさんがいろいろ説明をしてくれた
JR株の優待券があるのでよく乗りに来るそうだ

出雲坂根駅は急坂ゆえの三段スイッチバックで有名だ
延命水と言う名水もありホームで写真を撮ったりしている人もいるが
国道脇の駅なので車で来た人だろう
ちなみに一日乗車人数は一人ということだ



駅舎が蕎麦屋になった亀嵩駅に着くとおじさんは降りて行った
これからトロッコ列車おろち号で備後落合に戻るという
何と売上協力としてこの乗車券を2枚買ってあるので記念に一枚あげようと渡された
勿論乗るわけにはいかないがありがたく頂戴した

木次駅到着は11時28分
備後落合から約二時間
この車両がそのまま11時54分発宍道行となる

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中国地方乗り鉄4:備後落合駅

2022-10-14 17:17:15 | 鉄道
6時34分備後落合駅に着くと島式ホームの対面にはすでに三次行きの気動車が停まっていた
降り立った数名の鉄道ファン達は慌ただしく駅や周囲の風景をカメラに収め始めた
新見から来た車両が折り返すのは7分後
三次行きが発車するのが9分後だ
これに乗らないと新見行きは午後1時、三次行きと木次行きは9時過ぎまでない
この短時間のうちにできるだけ写真を撮ろうと小走りに動き回っている
一通り写真を撮り終わるとここにいた全員がそれぞれの車両に乗り込み去っていった
私一人がホームに残された

人けのない静かな備後落合駅を独り占めできたことはラッキーだった
これが青春18きっぷの頃になると鉄道ファンで溢れ返ることもあるという
待ち時間は2時間46分だ

新見のコンビニで前日買っておいたおにぎりの朝飯を待合室いっぱいに展示された
写真や資料を見ながらほおばる
これらを見ているだけで結構時間が過ぎる

散歩がてら駅周辺を写真を撮りながらブラブラ
松本清張の泊ったという元駅前旅館
名物だったおでんうどんを継続提供しているドライブインなどがある
線路と並行して走っている立派な道路には時々車が結構なスピードで走り去る
鉄道に勝ち目がないのは明白だ
冬季積雪が多いと線路の除雪は行わずこの道路で乗客をタクシー移送するそうだ
地元民の駅利用はほぼゼロだろう

8時16分に三次からの気動車が着くと数人が降りてきた
勿論全員鉄道ファンだ
後で気が付いたが6時43分の気動車で三次行きに乗り途中の高駅あたりで備後落合行きに乗り換えれば
この時間に備後落合駅に戻れるのだ

駅が鉄道ファンで多少賑わってきた頃国鉄OBの名物おじさんが現れて
待合室でいろいろ説明をしてくれた
ここの写真や資料はこの方が展示して
さらに駅の清掃等年に350日はここに来ているそうだ

峠で雪に乗り上げ脱線した機関車を復旧できずに埋めたとか
駅の跨線橋が戦時中供出されてしまったとかいろんなエピソードを話してくれた
またトイレ横の倉庫にはかつての駅のジオラマも作ってあって
この駅や芸備線、木次線への愛情がひしひしと感じられた

廃線もささやかれている路線だが何とか残して欲しいものだ

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中国地方乗り鉄3:芸備線

2022-10-12 21:25:31 | 鉄道

早朝5時の新見駅にはすでに数人の鉄ヲタが来ていた
5時17分発の芸備線下り快速で備後落合到着は6時34分
これを逃がすと次の列車は何と13時02分だ
しかしなぜこんなに早い時間に快速かというと
備後落合到着後そのまま折り返して新見着8時07分の各駅となる
要するに新見方面への通勤通学時間に合わせるためだ
そのためこの折り返し目的の始発を利用するのはほとんどが備後落合駅に向かう鉄ヲタで
途中駅の利用者はほとんどないので快速という訳だ



東城から備後落合までの約26キロ間は100円稼ぐのに25416円かかるJR西日本堂々ワースト1
廃線がささやかれているのも無理はない



昨日の夕暮れが遅い分日の出も遅い
東城を過ぎてもまだ暗く6時頃になりようやく外の景色が現れてきた
列車は時々速度を25キロ制限まで落としゆっくり走る
これはブラインドカーブの先に倒木や落石、土砂崩れなんかあった時にすぐに止まれるためだ
確かに山の斜面は見るからに危なっかしい
もし大きな災害にでも見舞われれば廃線やむなしといったところか?



備後落合に着く頃にはすっかり明るくなっていた
                      続く・・・

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中国地方乗り鉄2:津山まなびの鉄道館

2022-10-12 13:28:52 | 鉄道
山陽と山陰を結ぶ要衝の地であった津山駅には扇形車庫と転車台が鉄道館として残されている
扇形車庫は全国で12か所残されているようだ
以前京都梅小路機関区のは訪れたことがあるが
実際に常時公開しているのはこれらの他に小樽にあるのくらいだそうだ



車庫内には大糸線で使用されていたハイパワー型のキハ52も展示してあり
方向幕が「白馬―糸魚川」のままなのが信州人には嬉しい
展示車両の横にはそれぞれ説明版がありQRコードで音声案内も聞ける
こういった車両に詳しくもない自分にはありがたい
15時に転車台を駆動するということで時間まで資料を展示してあるエリアを見学
D51風汽笛音を合図に転車台が回り始める
鉄の塊がジワジワと動いていく様はなかなか壮観だ
1周約5分
重いリュックを担いだまま構えたビデオカメラがぶれてきた

ジオラマ館もあるが新見行の時間も迫るのでここはパスして記念にキハ52の缶バッジを購入




津山駅発15時57分の姫新線で新見到着は17時42分だ
この時間信州ではもう真っ暗だがこちらではまだ十分明るい
「グランドホテルみよしや」は鉄ヲタが結構利用するらしい
ザック担いでカメラをぶら下げた私が早朝にチェックアウトすることを受け付けの人は素早く察した
近くの居酒屋で軽く一杯飲んで早々に沈没
明日は4時半起きだ
       続く・・・


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中国地方乗り鉄1:津山駅

2022-10-11 19:11:15 | 鉄道
朝6時46分平田駅から塩尻、名古屋、岡山と乗り継いで津山駅ホームに降り立ったのは12時48分
津山駅は鉄道のクロスロード
姫新線、津山線、因美線が発着する
駅は2面島式ホームで広い留置線には数両のタラコ色や国鉄色の旧型車輌が停まっている
その向こうには鉄道館の扇形車庫が見える
何だかスッキリした雰囲気がするのは
そう、架線が一本もない駅なのだ




とりあえず昼飯
という訳で外に出ると蒸気機関車C11が鎮座し通路にはB’Zの大きな看板
稲葉さんはここ津山高校の出身で東京の大学に進学したとあった
もし大阪の大学だったら今のB’Zはなかったかも?

「ホルモンうどん」
駅前の店先の看板が目に入る
あっ、こっちの店にもホルモンうどんの幟
これで昼飯は決まりだ



焼うどんにテッチャンが入ったようなもので
味噌ベースのタレがなかなか旨くビールによく合う
しかしかなりの弾力でなかなか嚙み切れない
かつてのプロレス界のヒール吸血鬼ブラッシーなら軽いものだろう
適当に咀嚼してのどに詰まらせないように慎重に飲み込む
脂身ののど越しが良いがも少し小さく切ってほしいものだ



さて、津山まなびの鉄道館へ行こうか
                 続く・・・
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もみ殻燻炭

2022-10-01 18:55:11 | 農業
昔は穫り入れの終えた終えた田んぼでよく見かけた風景
もみ殻を無酸素状態で炭状に焼き上げるもみ殻燻炭作り
燻炭はオーガニックな土壌改良剤として通気性の改善、PH調整、微生物の増加など
いろんなメリットがある
初めてトライしてみたが意外と簡単に出来上がった



畑の一角に芝を張って作った「黄昏コーナー」
燻炭の出来上がり状態を見守りつつ
昼飯はここでビールを飲みながらまったりと


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