色々な人がブログをやっており、
お気に入りに登録しているブログは結構たくさんある。
その中で、ひろひろさん(本名はもちろん知らない)のブログ。
彼は、多分私よりかなり若く、
ソフトテニスの小学生のコーチをなさっている。
ブログの場で何回かコメントをしたことがあるだけの関係だが。
小学生と言っても、ひろひろさんが教えている子供は、
県で上位になり、
東海大会にも出場するという、
かなりハイレベルの子供を教えている。
さて、そのひろひろさんのブログ。
とくに子供たちの練習や試合に対する取り組み姿勢。
これが実に的を得ている。
ひろひろさんのブログはもはや私のバイブル化しているのでした。
その最新のブログ。
無断で引用させてもらう。
ひろひろさん。ごめんなさい。
素晴らしい文章なので、子供たちにぜひ読ませたいのです。
その文章とは。
それは与えられた指示を実行できるだけの精神力である。
例えば、「強打ばかりしていないで、ちょっと力を抜いて相手後衛と打ち合いなさい」「サイド抜かれてもかまわないからどんどんポーチに出なさい」「打ったら構えなきゃダメだよ」「ラケット速く引いて」・・・まぁ、指示というほどの事も無い、恐らくジュニア世代であれば誰もが一度は言われたことがあるであろうありふれたフレーズだ。
実は同じ負けるにしても、試合中のこうした些細なアドバイスを実行しようとする子としない子とでは雲泥の差がある。過去にオイラがベンチに入った子供達を見ても、結果的に目標としていた結果を手に入れてきた子供達は出来る出来ないは別として、試合中こうした指示を忠実に守ろうとしていた。そういう子は3~4年生という、ほんの年端も行かない頃からアドバイスを実行しようという姿勢は見えていた。
一方で、チェンジサイドの時にアドバイスを聞きに来てもまったくそれを守ろうとしない子もいる。そういう子は例外なく目標に達することが出来なかった。
結局、人の言うことに耳を貸す素直さであるとか、試合を俯瞰する視野だとか、緊張状態でもアドバイスを頭に留めることが出来る精神力などが物を言うのだろう。そしてそれは、練習のときでも同じである。毎回毎回同じ注意を繰り返し受けるような子は、技術的な問題以前にそういった精神面での問題のほうが大きい。
スポーツを上達させる精神的な部分を称して『勝者のメンタリティー』と呼ぶ。
最近感じていること。
まさしくこれだった。
例えば、クロスの厳しいところを狙って打ちなさい。
狙って打ったら、サイドアウトしてしまった。
もしそうでも、チャレンジした結果は残る。
狙わずに負けたのと、狙ってサイドアウトして負けるのと、
負けた結果は同じでも、
チャレンジしたことが大事。
でも、出来ないんだよなああ。