徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

体育の日記念大会

2009-10-10 23:58:54 | テニス
今日は悲喜交々(ひきこもごも)。
久しぶりに落ち込んで、
コーチを辞めたいと思った。
日頃の練習ぶりや、先日の練習試合等で、
苦戦することは分かっていた。
それでも、日々の練習でのストロークの、
日頃の持っているはずの実力の、
プラスの面が出てくれれば、
それなりにい試合ができるはずであり、
マイナスの面が出たら、惨敗?
吉と出るか凶と出るか?
不安でもあり楽しみでもあり。
そんな心境だった。

結果からすると、会場から最初にいなくなる学校にはならずに済んだ。

1ペアはかろうじて中部大会に行けることになった。
(つまり上位24チームには入ることができた)
これは表面的には昨年と同じ結果ではある。
しかし・・・・・・・・










出場全7ペアのうち、
1ペアは中部大会出場。
しかし、その前に登場した6ペアはすべて初戦負け。
勝ち負けだけでは評価しないし、
試合内容はこだわるが、
試合結果にはこだわらない私だが。
その試合内容が悪すぎる。
その無様な(言い過ぎだが)戦い。
一生懸命やっている姿は伝わってきたが、
いかんせん練習で行っている試合運びのアドバイスや、
目指してる一つ一つのプレーが、何一つ出来ない。
(これも言い過ぎだが)
短所を責めるより長所を伸ばしてやりたい。
何より、テニスを嫌いにさせたくない。
それが私のポリシー。

それなのに、
私がテニスを嫌いになりそうだった。
だからこそ、最後に登場したペアが、
やっぱり16本決めで負けて、
順位戦に回った時は、
正直「コーチを辞めたい」そう思った。
コーチのせいでいい成績が上げられない?
そんな気持ちの鬩ぎあい。(せめぎあい)
ほとんど半泣き状態だった。
しかし、
勝てば中部大会という試合。
前の試合で負けて落ち込んでいた二人が、
やや不安定さはあったものの、
開き直って実にいい試合をしてくれた。
前の試合もいこの試合のような気持ちでプレーしていたら、
簡単に勝てただろうが、
まあ、それは言うまい。
なんとか、1ぺあだけでも、気持ちよく帰れることはよかった。
でも・・・・・・

そんな気持ちは消えない。

期待していたあのペアこのペア。

コーチよりもさらに期待していたであろう親御さんの前で、
結果的にはふがいないプレーで結果を出せなかった他のペア。
まともに、父兄の顔を見ることはできなかった。
何が足りなかったのか。
素質は、普段のプレーぶりは、
中部大会に行くペアと、それほどの差はない。
もちろん、出せない実力は本当の実力ではない。
上手いけれど弱いペア。
下手だけど不思議と勝負強いペア。
ものすごい切れのあるボールを何球か打つのに、続かない。
ミスが多く、前衛に引っかかる。
強いいいボールはちょうどいいバウンドで
相手の後衛の打ちやすいところに飛んで行く。
ボレーを空振りはするし、
たまに当たれば後衛にきれいに返している状態で決まらない。
実力がなければこんなに落ち込みもしない。
中部大会には3ペア行っても不思議ではないと思っているのに。
やっぱりコーチの私が悪いとしか思えない。
中部大会に行くペアだって、
一日の中で、いい試合と悪い試合の差は、
まるで真夏日と真冬日のような落差。
精神面を鍛えることのむずかしさ。

負けてもあっけらかん。
悔しいそぶりもなく、
試合が終わればうまい選手の試合を見るでもなく、
井戸端会議。
上手い選手の技術を盗むなんて発想がそもそもない。
上手くなりたいと思っているそぶりもない。
何年もコーチをやっていれば、
緊張や体調不良で本当は強いペアが、
簡単に負けてしまう場面は何度も見てきた。
でも、そんな選手ほど、
私やOコーチのところに来て、
「コーチ!もっと上手くなりたい!!!練習がんばる!」
そういいに来たものだ。
練習中だって、給水タイムや休憩中に、
打ってくださいと言ってくる。
そんなペアは必ず強くなった。
そういう気持ちがここの学年にはほとんどないのがさみしい。
あと、半年、私の気持ちが続くかどうかが心配だ。
コメント
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