アーチェリーという競技があることは前から知っていた。
我が家のツインNが弓道部に入ったから、
的に当てる難しさもある程度は判っているつもりである。
でも、世界大会と言うと韓国ばかりの強さが際立ち、
正直あまり興味の持てない競技というのが私の中での位置付けだった。
しかし、今回二つの試合を見て、
やっぱり面白くない競技はない!
いや言い方を変えると、
選手が本当に頑張り、真剣にやって、
そこにドラマが生まれる時、
見ている人間にも感動を与える。
それはどんな競技でも同じという事なのである。
特に古川選手の決勝進出を決める試合。
肝心な場面での10点。
あるいは最後の1投勝負での中心からの距離での勝負。
集中力が必要な場面で見事それを乗り越える選手。
素晴らしい戦い。
見ていてウルウル。
女子も同様。
横から見ればまっすぐ飛んでいない矢。
放物線を描く矢。
あの軌跡で当てる凄さ。
見ているだけの私には想像すらできない。
アーチェリーをやりたくなってしまった。
【ロンドン五輪】アーチェリー女子団体、銅メダル獲得!史上初のメダルに涙
ロンドン五輪第3日目の29日、アーチェリー女子団体が登場した。準決勝まで進んだ日本女子チームは、オリンピック7連覇を目指す“世界チャンピオン”の強豪・韓国に敗退したものの、3位決定戦でロシアを破り銅メダルを獲得した。アーチェリー団体女子に初のメダルをもたらした。
3人1組のチームが1エンド6射(2射×3競技者)を4エンド合計24本の矢を70メートル先の的に射抜く同競技。ちょっとした風にも左右され、集中力と平常心を保つ強い精神力が求められる。
世界チャンピオンの韓国に221対206で敗れた日本は、銅メダルをかけたロシアとの戦いに挑んだ。第1競技者は、“いつもスマイル”蟹江美貴(=(株)ミキハウス、23)、第2競技者は、“初の学生代表”川中香里(=近畿大学3年、20)、第3競技者はエースの早川漣(=県立佐世保商業高等学校、24)。
第1エンドを49対49という緊迫した静かな立ち上がりをした両チーム。続く、第2エンド1巡目でロシアが3連発で10点の的を射、第2エンドの1巡目が終わったところで101対105と4点差を付けられる。
そんなときでも常にスマイルを忘れなかった“スマイル日本”の3選手は、最初の競技者の蟹江が笑顔をたたえながら的を射る。第2エンド終了時には155対156と1点差に詰める。
そして勝負の第4エンド。1巡目、日本は8点、9点、9点と26を上積み。対するロシアは、9点、8点、8点とついに181対181と同点。泣いても笑っても最後の一投。先行の日本は、9点、9点と18点あげ、最後のエース・早川が、「ここで10点の的を射抜けばプレッシャーを与えられる」というシーンで、「10点獲るのがエース」と言っていた通り、10点の的を射抜き209点に伸ばす。
いよいよプレッシャーがかかるロシア。第1競技者が8点で後がなくなったところで、第2競技者が10点を出し199点。ここでロシアのエースが10点を出せば同点となるが…ロシアのエースが放った矢は8点の的へ。
209対207となり、同競技初のメダルである同メダルを獲得した瞬間、どんなに苦しい場面でも笑顔だった蟹江は涙を流し喜んだ。
アーチェリー古川高晴が決勝進出!「銀」以上確定
「ロンドン五輪・アーチェリー男子個人・準決勝」(3日、ローズ・クリケット場)
古川高晴(近大職)が準決勝でリック・ファンデルフェン(オランダ)を延長戦の末に6-5で下し、決勝に進出した。古川は銀メダル以上が確定。日本勢の同種目でのメダルは、2004年アテネ大会で銀メダルを獲得した山本博以来。
第1セットを同点でスタートした試合は、第2セットをファンデルフェンが奪って先制。第3セットを古川、第4セットをファンデルフェンが取る。最終第5セットを取るしかなくなった古川は抜群の集中力を発揮してこのセットを奪い、延長戦に持ち込む。
延長戦は1矢で勝負を決めるシュートオフ。先攻の古川が10点、後攻のファンデルフェンが9点となり、古川の決勝進出が決まった。呉ジンヒョク(韓国)と対戦する。
我が家のツインNが弓道部に入ったから、
的に当てる難しさもある程度は判っているつもりである。
でも、世界大会と言うと韓国ばかりの強さが際立ち、
正直あまり興味の持てない競技というのが私の中での位置付けだった。
しかし、今回二つの試合を見て、
やっぱり面白くない競技はない!
いや言い方を変えると、
選手が本当に頑張り、真剣にやって、
そこにドラマが生まれる時、
見ている人間にも感動を与える。
それはどんな競技でも同じという事なのである。
特に古川選手の決勝進出を決める試合。
肝心な場面での10点。
あるいは最後の1投勝負での中心からの距離での勝負。
集中力が必要な場面で見事それを乗り越える選手。
素晴らしい戦い。
見ていてウルウル。
女子も同様。
横から見ればまっすぐ飛んでいない矢。
放物線を描く矢。
あの軌跡で当てる凄さ。
見ているだけの私には想像すらできない。
アーチェリーをやりたくなってしまった。
【ロンドン五輪】アーチェリー女子団体、銅メダル獲得!史上初のメダルに涙
ロンドン五輪第3日目の29日、アーチェリー女子団体が登場した。準決勝まで進んだ日本女子チームは、オリンピック7連覇を目指す“世界チャンピオン”の強豪・韓国に敗退したものの、3位決定戦でロシアを破り銅メダルを獲得した。アーチェリー団体女子に初のメダルをもたらした。
3人1組のチームが1エンド6射(2射×3競技者)を4エンド合計24本の矢を70メートル先の的に射抜く同競技。ちょっとした風にも左右され、集中力と平常心を保つ強い精神力が求められる。
世界チャンピオンの韓国に221対206で敗れた日本は、銅メダルをかけたロシアとの戦いに挑んだ。第1競技者は、“いつもスマイル”蟹江美貴(=(株)ミキハウス、23)、第2競技者は、“初の学生代表”川中香里(=近畿大学3年、20)、第3競技者はエースの早川漣(=県立佐世保商業高等学校、24)。
第1エンドを49対49という緊迫した静かな立ち上がりをした両チーム。続く、第2エンド1巡目でロシアが3連発で10点の的を射、第2エンドの1巡目が終わったところで101対105と4点差を付けられる。
そんなときでも常にスマイルを忘れなかった“スマイル日本”の3選手は、最初の競技者の蟹江が笑顔をたたえながら的を射る。第2エンド終了時には155対156と1点差に詰める。
そして勝負の第4エンド。1巡目、日本は8点、9点、9点と26を上積み。対するロシアは、9点、8点、8点とついに181対181と同点。泣いても笑っても最後の一投。先行の日本は、9点、9点と18点あげ、最後のエース・早川が、「ここで10点の的を射抜けばプレッシャーを与えられる」というシーンで、「10点獲るのがエース」と言っていた通り、10点の的を射抜き209点に伸ばす。
いよいよプレッシャーがかかるロシア。第1競技者が8点で後がなくなったところで、第2競技者が10点を出し199点。ここでロシアのエースが10点を出せば同点となるが…ロシアのエースが放った矢は8点の的へ。
209対207となり、同競技初のメダルである同メダルを獲得した瞬間、どんなに苦しい場面でも笑顔だった蟹江は涙を流し喜んだ。
アーチェリー古川高晴が決勝進出!「銀」以上確定
「ロンドン五輪・アーチェリー男子個人・準決勝」(3日、ローズ・クリケット場)
古川高晴(近大職)が準決勝でリック・ファンデルフェン(オランダ)を延長戦の末に6-5で下し、決勝に進出した。古川は銀メダル以上が確定。日本勢の同種目でのメダルは、2004年アテネ大会で銀メダルを獲得した山本博以来。
第1セットを同点でスタートした試合は、第2セットをファンデルフェンが奪って先制。第3セットを古川、第4セットをファンデルフェンが取る。最終第5セットを取るしかなくなった古川は抜群の集中力を発揮してこのセットを奪い、延長戦に持ち込む。
延長戦は1矢で勝負を決めるシュートオフ。先攻の古川が10点、後攻のファンデルフェンが9点となり、古川の決勝進出が決まった。呉ジンヒョク(韓国)と対戦する。