インターネットで面白い記事を見つけた。
私も名ばかりのコーチ?
実際はコーチの出来ないお飾りのコーチではあるが、
周りや、子供のサッカーに付き添う中で、
色々なコーチや顧問の先生を見てきて、
怒鳴る人をさんざん見てきた。
先日も、R中に遠征に来ている別種目の学校の先生が、
試合前の練習から試合中まで、
ずっと選手を怒鳴り続ける姿を見て、
あれじゃ選手も部活が楽しくないよなあと思っていた。
もちろん、ケースによって声が出てしまうことは、
人間だからある。
許容範囲と言う言い訳を用意してしまうけれど、
まあ、程度の問題と逃げさせてもらうが。
私は、立場的にあくまでも、練習の補助員であって、
主たる人間ではないので、怒りたい気分の時でも、
淡々と諭すことを心がけているし、
実際は難しいが、
出来るだけ良いところを誉めてあげるようにしている。
ただ、怒るコーチや顧問がいる学校は、
それだけ熱心な指導があり、
それについて行けるスキルを持った選手がいることは事実。
更に、違う指導をした場合との比較は出来ないので、
これが日本式指導が蔓延る原因であり、
その反対の指導が、生ぬるいという評価になっている。
だから、勝負に拘り、
スポーツ本来の楽しみが置き去りとなり、
結果、学校卒業後にそこから離れてしまったり、
思い出で終わってしまうこともあり勿体ないとはいつも思っている。
難しいけれど。
大坂なおみ&小平智のツアー初Vが証明した“日本式指導”の限界
4/18(水) 9:26配信 日刊ゲンダイ
取材に応じる大坂なおみ(右)とコーチのバイン氏(C)共同通信社
小平智(28)のRBCヘリテージ優勝には多くのゴルフ関係者が驚きの声を上げたが、夢を追い続けてこられたのは父親のおかげと言っても過言ではないだろう。小平は元レッスンプロの父親の影響で10歳からゴルフを始めた。この父親はクラブを握った息子に怒声を上げたり強制的な練習はさせず、ゴルフの楽しさを教えながら伸び伸び育てた。小平は「父親から厳しい指導を受けていたら途中でゴルフをやめていたかもしれない」と語っている。
多くのプロアスリートを指導してきた臨床スポーツ心理学者の児玉光雄氏(追手門学院大客員教授)もこう言う。
「減ってはきていますが、日本では今でも選手をガミガミ叱りながら指導する者が多いため、ジュニアの頃から、戦う相手よりコーチの顔色をうかがうようになる。五輪を開催する国ですから、この現状は変えていかなければなりません。対極な指導者に出会って結果を出したのが女子テニスの大坂なおみです」
■
大阪市で生まれたなおみ(20)は、日本人の母親とハイチ系アメリカ人の父親を持ち、3歳で米・ニューヨークに渡り、フロリダを拠点に活動。2013年にプロ転向。WTAツアーの最高成績は16年の東レ・パンパシフィック・オープン準優勝。180センチ、69キロの体格から繰り出す男子顔負けの200キロ超のサーブを持ちながら、ミスにイラついたり、戦意を喪失するなど、不安定な精神面が課題だった。
ところが今季から、セリーナ・ウィリアムズ(米国)やキャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)のヒッティングパートナーを歴任したサーシャ・バイン氏(33)とコーチ契約を結ぶと、3月のBNPパリバ・オープンでツアー初優勝。4大大会に次ぐ格付けの「プレミア・マンダトリー」大会を、日本女子で初制覇した。
「欧米人コーチの特徴は褒めて育てること。眠っている能力をいかに引き出すか、選手の性格によって言葉や表情を変え、心の中に入っていく。弱気になっている選手に『君ならできる。自信を持とう』と繰り返し、自己暗示効果で積極的なプレーができるように持っていくのがうまい。技術を教えるコーチでも、選手のメンタルを理解しないと信頼関係も生まれません。大坂はバイン氏の指導で新たな面が引き出されたのでしょう」(前出の児玉氏)
この日、所属先の施設を見学後、報道陣の取材に応じた大坂はバイン・コーチについて聞かれると「練習が楽しくなった。とてもポジティブで楽しい人。それが自分にもいい影響を与えてくれている」と言った。昨年、右手首を故障して世界ランクも36位まで下がった錦織圭(28)にとっては、常に生真面目なマイケル・チャンとは違うコーチを探すことも一考に値するかもしれない。
私も名ばかりのコーチ?
実際はコーチの出来ないお飾りのコーチではあるが、
周りや、子供のサッカーに付き添う中で、
色々なコーチや顧問の先生を見てきて、
怒鳴る人をさんざん見てきた。
先日も、R中に遠征に来ている別種目の学校の先生が、
試合前の練習から試合中まで、
ずっと選手を怒鳴り続ける姿を見て、
あれじゃ選手も部活が楽しくないよなあと思っていた。
もちろん、ケースによって声が出てしまうことは、
人間だからある。
許容範囲と言う言い訳を用意してしまうけれど、
まあ、程度の問題と逃げさせてもらうが。
私は、立場的にあくまでも、練習の補助員であって、
主たる人間ではないので、怒りたい気分の時でも、
淡々と諭すことを心がけているし、
実際は難しいが、
出来るだけ良いところを誉めてあげるようにしている。
ただ、怒るコーチや顧問がいる学校は、
それだけ熱心な指導があり、
それについて行けるスキルを持った選手がいることは事実。
更に、違う指導をした場合との比較は出来ないので、
これが日本式指導が蔓延る原因であり、
その反対の指導が、生ぬるいという評価になっている。
だから、勝負に拘り、
スポーツ本来の楽しみが置き去りとなり、
結果、学校卒業後にそこから離れてしまったり、
思い出で終わってしまうこともあり勿体ないとはいつも思っている。
難しいけれど。
大坂なおみ&小平智のツアー初Vが証明した“日本式指導”の限界
4/18(水) 9:26配信 日刊ゲンダイ
取材に応じる大坂なおみ(右)とコーチのバイン氏(C)共同通信社
小平智(28)のRBCヘリテージ優勝には多くのゴルフ関係者が驚きの声を上げたが、夢を追い続けてこられたのは父親のおかげと言っても過言ではないだろう。小平は元レッスンプロの父親の影響で10歳からゴルフを始めた。この父親はクラブを握った息子に怒声を上げたり強制的な練習はさせず、ゴルフの楽しさを教えながら伸び伸び育てた。小平は「父親から厳しい指導を受けていたら途中でゴルフをやめていたかもしれない」と語っている。
多くのプロアスリートを指導してきた臨床スポーツ心理学者の児玉光雄氏(追手門学院大客員教授)もこう言う。
「減ってはきていますが、日本では今でも選手をガミガミ叱りながら指導する者が多いため、ジュニアの頃から、戦う相手よりコーチの顔色をうかがうようになる。五輪を開催する国ですから、この現状は変えていかなければなりません。対極な指導者に出会って結果を出したのが女子テニスの大坂なおみです」
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大阪市で生まれたなおみ(20)は、日本人の母親とハイチ系アメリカ人の父親を持ち、3歳で米・ニューヨークに渡り、フロリダを拠点に活動。2013年にプロ転向。WTAツアーの最高成績は16年の東レ・パンパシフィック・オープン準優勝。180センチ、69キロの体格から繰り出す男子顔負けの200キロ超のサーブを持ちながら、ミスにイラついたり、戦意を喪失するなど、不安定な精神面が課題だった。
ところが今季から、セリーナ・ウィリアムズ(米国)やキャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)のヒッティングパートナーを歴任したサーシャ・バイン氏(33)とコーチ契約を結ぶと、3月のBNPパリバ・オープンでツアー初優勝。4大大会に次ぐ格付けの「プレミア・マンダトリー」大会を、日本女子で初制覇した。
「欧米人コーチの特徴は褒めて育てること。眠っている能力をいかに引き出すか、選手の性格によって言葉や表情を変え、心の中に入っていく。弱気になっている選手に『君ならできる。自信を持とう』と繰り返し、自己暗示効果で積極的なプレーができるように持っていくのがうまい。技術を教えるコーチでも、選手のメンタルを理解しないと信頼関係も生まれません。大坂はバイン氏の指導で新たな面が引き出されたのでしょう」(前出の児玉氏)
この日、所属先の施設を見学後、報道陣の取材に応じた大坂はバイン・コーチについて聞かれると「練習が楽しくなった。とてもポジティブで楽しい人。それが自分にもいい影響を与えてくれている」と言った。昨年、右手首を故障して世界ランクも36位まで下がった錦織圭(28)にとっては、常に生真面目なマイケル・チャンとは違うコーチを探すことも一考に値するかもしれない。