昨日から今日にかけ、台風が日本海側を抜けて行きました。静岡県とはそこそこ離れてはいましたが、大型の台風と言う事で、静岡でも昨日の昼間は晴れていても突然スコールの様に降ったり、変な天気でした。夜中に大雨となりましたが、今は止んでいます。取り敢えず開催が危ぶまれていたソフトテニスの大会が、途中の中断等はありましたが何とか開催出来たことは幸いでした。
昨日は新2年生が主役となる最初の個人戦の大会が行われました。
R中からは2年生15人に1年生1人が加わった8ペアが出場しました。
先日のブログに書いた通り、
この学年の1年生大会は3ペアしか初戦を突破できず、
そのうち2ペア2戦目で敗退、
1ペアだけ3回勝ってベスト16でした。
今回はどうだったのか?
結果から先に書くと、
2ペアが初戦で敗退、3ペアが2戦目で敗退。
残りの3ペアの内1ペアは1回戦から出場、2ペアは2回戦から出場。
1回戦から出場したペアは3回、2回戦からのペアは2回勝ち、
3ペアともベスト32で敗れましたが、
中部大会への出場権を勝ち取りました。
記憶では昨年(2020年)が2ペア、一昨年(2019)は0ペア、
2018年は1ペア、2017年も1ペア?
大分怪しい記憶ですが、3ペアの出場は記憶にありません。
頑張った成果であり本当に誉めてあげたいです。
まず、内〇・永〇ペアです。
1回戦から出場したペアで、タイミングが合わず、
本日の4試合を一つも見ることが出来ませんでした。
試行錯誤してダブル後衛で戦う事となったペアですが、
土曜日の試合形式での練習では、二人ともしっかり繋ぐことが出来、
昔に比べてミスが減り、ボールの威力が増してきたペアです。
特に、内〇は俊敏性も高く、前のボールに早く反応できるのが強み。
連携も少しずつ良くなってきていて、
今後が楽しみなペアに成長してくれました。
県大会も頑張れば届くかも。
望〇・石〇ペアは2回戦から登場。
このペアもほとんど見ることが出来ず、
細切れでほんの少しの観戦しか出来ず、
最後の負けた試合の終盤しかしっかり見ることはできませんでした。
望〇は1年の時からストローク力はこの学年で2番手。
1番手の白〇に引きずられるように実力を伸ばしてきました。
悪い癖も少しずつ直り、実力的にかなり上のレベルの来ています。
ただ、根本的な練習量の不足もあり、
昨日の試合では、スタミナ切れが敗れた原因の一つでした。
石〇はタイプ的には不器用な選手です。
9月17日のブログにも書きましたが、
不器用と言う言葉はタイプのことで、下手という意味ではありません。
成長スピードは遅いかもしれませんが、
真面目な選手なので伸び続けることが期待できます。
何かを教えると、すぐに出来ないのですが、
一度習得すれば、忘れないタイプです。
県大会も期待できるペアです。
白〇・宮○○ペアは1年生大会でベスト16に入ったペアです。
1試合目は見ることが出来ませんでしたが、
2試合目、負けてしまった3試合目にベンチに入りました。
白〇は練習では強く鋭いボールを打ち、R中のエースです。
ただ、ミスが多くミスを減らそうとすると、
本当に手打ちで、小手先でつなぐだけの悪癖と言って良い、
弱気な面も持ち合わせているので、
試合を始めてみないと、どんな展開になるのか読めない選手です。
対して強くない相手にミスを連発して負けたかと思うと、
実力的に格上のシード選手に対し、
互角以上の試合をしたりする選手です。
この日はそういう悪癖は影を潜め、
持っているポテンシャルを遺憾なく発揮してくれましたが、
4回戦で当たったシード選手の後衛は、
ジュニアの小学生時代から活躍していた選手で、
今年1月の第21回全国・東海小学生ソフトテニス大会静岡県予選では、
ベスト8に進出。
昨年の5月に行われた静岡県ソフトテニス選手権大会で準優勝と、
かなりの実力者で、正直歯が立ちませんでした。
それでも、正々堂々と戦う姿勢を見せてくれたのが嬉しく思いました。
逃げない、投げださない、最後まで頑張る。
凄く大事だと思います。
白○にはもっともっと頑張って欲しいです。
宮○○は、1年の時は消極的なプレーが目立つ選手で、
歯がゆい思いをずっと感じていましたが、
2年生になり積極性が出てきたうえに、ボレー等の技術も向上。
頼りになる前衛になりつつあります。
ただ、まだまだプレーの精度や質、
今何をするべきかの判断力には大きな課題があり、
今後市の大会で上位になりたいのであれば、不用意なミスを減らし、
難しいプレーを磨くことも大切ですが、
簡単なプレーでも玄人受けするような、
確実かつ相手が嫌がるプレーを目指して欲しいものです。
この3ペアだけでなく、
他のペアも確実に上手くなってきているので、
団体戦も頑張って欲しいものです。
最後の他のペアについて書きます。
順不同です。
伊〇・中〇ペア。
試合を観ることはできませんでした。
昔に比べると成長著しいペアですが、
伊〇はフットワークにやや難があり、
どうしてもライジングで打つこととなる選手です。
ライジング自体が悪い訳ではないのですが、
カウンター的にボールを打つので威力のあるボールが出ないのが弱点?
中〇は直ぐにしゃがんでしまったり、ボレーで振ってしまったり。
ボレーの打点の位置が一定でないところだったり。
改善点が治れば絶対化けるのですが。
増〇・築〇ペア。
1回戦は突破しましたが、
2回戦でサブシードペアにフルセットで敗れました。
勝つチャンスは十分にありましたが、
ジュニア上がりの相手後衛と素直に打ち合って、
ミスの多さで惜敗しました。
後衛は安定したストロークが武器ですが、
どうしても真ん中による傾向があるのと、
まだケアレスミスも多いのでそれが課題です。
築〇は発展途上でまだ1球の大切さがわかっていないのが残念。
最後がボレーを振ってネットタッチが全ての象徴です。
ちょっと辛口のコメントにはなりましたが、
どっしりしたプレーさえしてくれれば素質はあるので、
県大会も全然夢ではありません。
田○▪美○○ペア。
この試合も見ることは出来ませんでしたが、
1年生の田○は全てに於いてまだまだですが、
フォームがきれいなのと、球感が悪くないことが長所です。
ただ線が細く非力なので、どこまで延びてくれるかを期待しています。
美○○は、非力なのは一緒ですが、
真面目にコツコツと練習する態度が個人的に好きです。
俊敏に動けず、相手の強いボールにも力負けしますが、
動かなくても届くボールに対する感と言うか、技術は良いものがあります。
部活と言う括りなら、こういう選手こそ応援したいと思っています。
寺○▪木○ペア。
1回戦思いの外良い動きで勝利。
2回戦で格上と言えそうな相手と互角の戦い。
ファイナルで5ー5からミスで負けました。
寺○はキレイなフォームが武器ですが、フットワークが今一つ。
その辺の動きが出来るようになって、
更にパワーがつけば良い選手になる素材です。
木○は、正直フォームが滅茶苦茶ですが、球感が良く、
目の覚めるようなスーパーレシーブをしたかと思えば、
とんでもないおおらかなミスもするのが特徴。
練習量が増えたら良いプレが期待できますが今のご時世でどうなるか?
大学時代変態的なプレースタイルとからかわれた私に似たタイプです。
梅○▪太○ペア。
この試合は最初だけ見ることが出来ました。
左利きの梅○はフラットなスウィングからサイドに切れるストロークと、
時に意表を突くストレートが武器。
面がぶれないスウィングが特徴です。短いボールを拾うのも上手く、
成長を期待していますが、非力なのが勿体なく、
パワーをつけると化けてくれると期待しています。
太○は体は小さいけどファイターで、頑張り屋さんです。
最近はボレーの上達が顕著で、期待していますが、
ややプレーが雑と言うか、ミスが多く、
小さくまとめず、このまま伸ばした方が良いのか、
ミスをなくさせてその上で要所で決めさせるスタイルにするのか?
少し悩んでいます。
こうして書いてきたら、なんだか良い選手ばかりですよね。
本当にガンバレR中です!