昨日は、J2第41節アルディージャ戦でした。
J2は残り2戦を残すのみと言うタイミングであり、
エスパルスをジュビロとヴェルディが勝ち点1点差で追う展開。
一方、アルディージャは21位と後がない状況。
直ぐ上の18・19・20位とは勝ち点5点差。
この試合で勝ち以外では降格が決まる重要な試合でした。
結果から書けば、4-0とエスパルスの勝利。
エスパルスは残り1試合で2位を確保。
アルディージャは降格圏内が決定しました。
何故降格決定では無いかと言ば、
皆様ご承知の通り、
J2ライセンスを持たない大阪FCが、
J3で2位以上になる可能性があり、
その場合はJ2から降格するチームが1チームになるためです。
あくまでも可能性のお話で、
現在4位の大阪FCと2位との勝ち点差は6点。
残り4試合と言う状況であり、
J3の昇格候補チームの対戦状況等を調べていませんが、
かなり難しい状況と思われます。
どういう結末となるのか?
さて、エスパルスのお話をしましょう。
この試合の4得点は、全て魅力的と言うか、
何度も見返したくなる得点でした。
中でも、サンタナ選手の得点は、
リフレクションで跳ね返ったボールがサンタナ選手の横に来て、
それを体をひねりながらノートラップでシュートを打ちましたが、
相当高度なシュートでした。
ゴールに背を向けた状況から、
ボールの落ち際をほぼノールックでゴール右隅に叩き込みますが、
吹かさず、グラウンダーで強いシュートを打てる選手は、
そう沢山はいませんよね。
そんなスキルがあるだけに、今シーズン11得点は物足りないですね。
チームとしても、前半2分にサンタナ選手が1点を入れてから、
2点目が入る前半アディショナルタイム+6分まで、
チャンスを生かせなかったり、失点しそうなシーンもあったり、
バックパスが弱くて、カットされかねないシーンもあったり。
後半も危ないシーンも数回あったのが懸念材料ではありました。
まあ、それはそれとして、最終戦はアウェイでのホーリーホック戦。
開幕戦の相手だったホーリーホックですが、
開幕戦は0-0のスコアレスドロー。
その後、エスパルスもかなり進化していますし、
何しろホーリーホックが今不調です。
第35節でベガルタに1-0で勝利した後、
✕✕△✕✕✕と、最近6戦で勝利がありません。
問題は、エスパルスがこういう相手に滅法弱い事ですが、
流石に昇格が掛かる試合なので、勝ってくれるでしょう?
ところで、J2の昇格争いが凄いことになっていました。
自動昇格チームがどこになるかも熾烈な戦いですが、
プレーオフ進出争いも熾烈でした。
現状、
自動昇格出来なくてもプレーオフ進出が確定しているのは、
エスパルス、ジュビロ、ヴェルディ、ジェフユナイテッドです。
勝ち点64点の6位ヴァンフォーレ、
勝ち点64点の7位モンテディオ、
勝ち点62点の8位のV・ファーレンですが、
最終節の対戦が、
ジェフユナイテッドとV・ファーレン、
ヴァンフォーレとモンテディオ、
昇格プレーオフを争うチームの中で、
5位と8位、6位と7位が対戦するとは、
これを予想して日程が組まれていたのでしょうか?
この4チームで最上位のジェフユナイテッドと、
ヴァンフォーレとモンテディオと勝ち点3差ですが、
両チームが直接対決なので、
ジェフユナイテッドがこの2チーム両方に勝ち点で並ばれることはありません。
まあ、得失点差の争いで6位になる可能性はあります。
問題はヴァンフォーレとモンテディオです。
V・ファーレンがジェフユナイテッドに勝つと勝ち点は65点。
ヴァンフォーレとモンテディオが引き分けると、
勝ち点は両チームとも65点。
こうなると得失点差が問題となります。
ヴァンフォーレが+11点。
モンテディオが+9点。
引き分けなら、得失点差はこのままとなります。
一方、V・ファーレンはプラス12点。
勝てば得失点差で上回ります。
と言う事で、ヴァンフォーレとモンテディオは、
共に勝たなければいけないと言う危機感を持って試合に臨むのでしょう。
最終節は11試合が全て同時刻開催になりますので、
相当熱い戦いになるでしょう。
最後に、この試合のDAZNのインタビュアは小野響子さんでした。
以前のブログにも書きましたが、
本日は奥様の従兄弟の49日の法要と意外なつながり、小野響子さん
奥様の従姉妹のお嬢様です。
最近エスパルスの試合を担当されていなかったので、ちょっと嬉しく思いました。