大坂なおみ選手がオリンピックでは1回戦敗退でしたが、既に別の大会に出場しています。元々、ハードコートを得意とし、クレーコートもローンコートも苦手にしていた大坂選手ですが、ハードコートの大会に出場で、「ハードコートに足が触れたとたん、セーラームーンが変身したように感じました(笑)」とコメントしているようです。そして、「私はイガ(シフィオンテク)のストーカーでした(笑)。偉大な選手たちの練習を見ることは、もっとやりたいことです。彼女はWTAで最高のフットワークの持ち主。ちょっとだけ真似しているところです」と言うコメントも出しています。大坂選手ほどのプレーヤーでも、良い選手の真似をする。こういう姿勢をR中の選手も見習って欲しいと少し思いました。
まず、いつも思う事ですが、
オリンピック開催は4年サイクル。
まあ、前回の東京オリンピックはコロナと言う特殊事情で、
そのサイクルがほんの少しズレ、
そのズレによって、本来のサイクルで開催されていたら出場できたのに、
ズレたことで引退してしまったアスリートもいたり。
まあ、参加自体にもドラマがある訳です。
例えば、毎年行われる世界選手権なら、
今年上手くいかなければ、「来年頑張ろう!」となりますが、
オリンピックではそれが4年後です。
もちろんオリンピック5連覇と言うような鉄人もいますが、
ふつうの選手なら1回限りだったり2回程度の挑戦。
そして、強靭な精神力とタフな体力を持つ選手が、
3回4回5回と挑戦出来るのかな?
兎に角、挑戦も凄いのですが、結果を出す事の難しさ。
コンディションを整え、ピークを持ってきて、
そして失敗を極力減らし、
良いパフォーマンスを行うための精神力も大事。
時には運も味方にして。
だからこそ感動が生まれるのですが、
そこに外部からの干渉(審判の恣意的な誘導等)があれば、
文句を言いたくなる気持ちも判ります。
スポーツだからと言って、フェアな状況ばかりではないこと。
悲しいですがそれも事実ですよね。
さて、レスリングの50キロ級で、2014年から10年間、
海外選手相手には94連勝無敗としていた須崎優衣選手が、
1回戦で負けた相手、ビネシュ・フォガト選手が、
決勝前の計量で体重オーバーで失格となりました。
ボクシングとか計量がある競技は殆どが前日計量ですが、
オリンピックでは、
「1日目 計量→1回戦から準決勝 2日目 計量→決勝や敗者復活戦 と2日間とも計量。1日目の計量後に 食事をして水分を摂ってリカバリーして 試合に挑み、翌日の試合が決まったら 試合後に増えた体重を規定の体重まで落とすために、また走ったり練習したりする。」らしいです。
と言う事で、計量後に食事等でリカバリーして終わりではなく、
決勝等に挑む選手は2度目の計量もあるので、
ここで食べ過ぎることが出来ないし、
もう一度体重を落とさなければいけないので、
ただ休んでいる訳にはいかないと言う事を初めて知りました。
この2回計測の新ルールは前回の東京オリンピックから適用らしいですね。
多分、色々な大会で、
過去にも体重オーバーで失格した選手はいるでしょうが、
オリンピックでは珍しいのかもしれません。
さて、グレコローマン77キロ級で日下尚選手が優勝。
私が知らなかっただけで、日本は強かったんですね。
女子ゴルフも始まりました。
初日は、山下美夢有選手が1アンダーで7位発進。
笹生優花選手は5オーバーの
1位は地元のセリーヌ・ブティエ選手で7アンダー。
2位はアシュリー・ブハイ選手で4アンダーです。
男子と同じコース、ル・ゴルフ・ナショナルでの戦い。
多分ティーの位置は少し変えるのかな?
男子は確かパー71でしたが、女子はパー72になっていますね。
狭いコースですし、ラフも深いので、
飛ばす選手より、技巧派の選手に有利な様に見えました。
笹生選手にはやや厳しいのかもしれませんね。
だからこそ、山下選手に頑張って欲しいですし、
古江選手が出られなかったことが残念ですね。