徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

ある本の登場人物のセリフに思うこと

2021-09-29 20:44:55 | 私・家族・我が家・親戚

昔からブログで私の寒冷アレルギーについて書いてきました。今日も別に寒い日ではありませんが、何故か朝から鼻水とくしゃみが止まりません。暖かくすれば止まるはずなのですが、こう言うアレルギー反応では、実際に暖かくすることは一番大切ですが、それより、体が暖かいと認識しないと止まらず、実は靴下を履いたりして足先を暖めることが有効です。今、殆ど下着姿の中、靴下だけ履く間抜けな姿ですが、漸く鼻水が止まりました。不思議です。

 

私のブログをいつも読んでくださる方ならお気づきでしょうが?

まあ、節操もなく片っ端から、

ミステリーを中心に、

およそ人生のためになるような本以外を読み漁っています。

昔はシェークスピアに嵌まったこともあれば、

いわゆる人生の手本となるような純文学?を読んだり、

それなりに読書を何かに役立てようと、

そんなことを思ったりもしました。

しかし、60過ぎのしがない爺いになった今、

読書には娯楽のみを求めています。

それでも、時に、

単なるミステリーの中でも、主人公だったり、登場人物の、

これは!

と思わせてくれるセリフに出会ったりします。

 

今回はそれを、

盗用?

引用?

させていただきます。

 

出典はあえて記しません。

知りたい方はコメントにどうぞ。

該当のセリフです。

 

「私は父親失格だ。子育ての苦労を全部母さんに任せてしまった。父親らしいことをほとんどやってやれなかった。だが、おまえのことは大切に思っている。それだけはわかってくれ」

この言葉に対する娘さんの言葉が、私の琴線に触れました。

「お父さん。言っておきますけどね。あたし、お父さんのこと父親失格だなんて思ったことないからね。あたしね、思うのよね。父親の役割って何だろうって。いっしょに暮らしていたって、父親の役割を果たしていない人はたくさんいる。子供を遊園地に連れて行ったり、旅行に連れて行ったりするのは大切かもしれない。でも、もっと大切な父親の役割ってあると思う。それを最近の父親は果たしていない。」

「何だ、それは。」

「生き様を見せること。」

「誰かが言ってた。子供は父親の背中を見て育つんだって。お父さんは、私に確かな生き様を見せてくれた。一番大切な父親の役割を果たしてくれているんだよ。」

と言うお話でした。

作者、作家は男性なので、

娘に該当する人間が、こう言う考え方をするこがいるのかどうか?

若干疑問ではありますし、まさしく私には該当しない、

要するに父親失格の私なので、余計に身につまされます。

 

世の中には、政治家や大きな会社の社長、

地図に乗るような大きなプロジェクトに携わった建設関係の人?

世間的に知名度でもあれば.

親の生き様って見せることは簡単かもしれませんが.

w私のようなとるに足りない人間が、

子供に生き様を見せるって、

どうすれば良いか全く分かりませんが、

少なくとも全うに生きて、正直に生きて、

ほんのちょびっと誰かの役に立って。

それを子供が気づかないとしても、

いつかあなたのお父さんに良くしてもらったんだよって、

葬式で言ってもらえる人がいれば良いかな?

って思っています。


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