「種は、莫大な量の宇宙からの情報を持っている」とアナスタシアは言った。
「人間がつくった何ものも、そのサイズにおいても正確さにおいても、種にかなうものはない。種は、自分がいつ発芽すべきか、地中からどんな水分を摂取し、どのように太陽や月や星々からの放射を利用すべきか、千分の一秒単位の正確さで知っている。どんなふうにして成長して、どんな果実を実らせればいいのかも知っている。
果物や野菜などの植物の実は、人間を元気づけて持久力を高める目的で創られている。人間がこれまでつくってきた、そしてこれからつくるどんな薬よりも強力に、植物の実は人間の体組織を襲うあらゆる病と効果的に闘い、しっかりと抵抗する。
ただ、そのためには、実になる前の種に、その人の体の状態を知らせておかなければならない。植物の実が、ある特定の人の病気ー現在かかっているか、発病間近な状態ーを癒すには、種が実の中になる物質を、その癒しに必要な成分比率で満たしながら成熟していくプロセスが不可欠だから。
キュウリやトマトやその他の、庭で育てる植物の種に、自分の健康に関する情報を伝える基本的な方法はー。
蒔く前の種をいくつか口にいれ、舌の下に少なくとも九分はおいておく。
次に、それを口から出して、両手のひらに包んで約三十秒間もったまま、その種を植える地面の上に裸足で立つ。
両手のひらをそのまま開いて、そこにある種をゆっくりと注意しながら口のところにもっていき、種に向かって肺から息をそっと吹きかける。あなたの息で温められたその小さな種は、あなたの体の中にあるすべてのものを知る。
そのあと種をのせた両手のひらをそのまま開いて空に向け、三十秒間、種を天体に見せるようにする。その瞬間、種は発芽の時期を決める。そしてすべての惑星がそれを手助けする。あなたのために全惑星が、新芽が必要とする光を天から降りそそぐ!
アナスタシア(ウラジーミル・メグレ ナチュラルスピリット)より抜粋
人は何故食べるのか。
もしかしたら命を繋ぐためではなく、体調やエネルギーを整えるため・修正するためなのかもしれない…
アナスタシアがいうような種まきは、とても大変だけど言わんとしていることはとても理解出来るのです。
ちなみに種まきだけでなく、蒔いた後もコミュニケーションを大切にします。
生きていく上での起こりうる不調を修復するために植物が存在する…
としたらやはり自分で育てることが重要になってきますね。
人と自然は密接な繋がりがあり、離れれば離れるほどに人は衰退していくのかもしれません。
「いちばんの医者はあなた自身の身体。身体は最初から、あなたがどのハーブをいつ使うべきかを、食べたり呼吸したりする方法を知っているのと同じようによく知っている。
身体は本来、病気が現れる前に、未然に防ぐ能力をもっている。そして、誰でもあなたの身体を別のものと取りかえることはできない。なぜなら身体は、名医である神があなただけに与えたものだから。私は、身体があなたにとって益となる働きをするためにはどうすべきかについて話しているだけ。
あなたと庭の植物との間にゆるぎない関係が確立されたら、植物たちがあなたの病を治し、面倒をみてくれる。彼らはあなたの健康状態について的確な診断をし、最も効果的な、あなた専用の特別な薬をつくってくれる」