朝からソワソワ・ワクワク・ドキドキのホーム開幕戦。「あぁついにまたこの日がやってきたんだ」と喜びに弾む胸の鼓動を抑えつつ、ビッグスワンに向かった八百政夫妻でありました。ビッグスワンに到着すると、G裏の皆さんもみんな僕等と同じ気持ちのようで、泉田知事の祝辞にも、ビッグジャージのお披露目にも、久しぶりに見るチアのお姉さん達のダンスにも、何だかむやみに微笑みがこぼれてしまいます。そのうちに始まったアレッサンドロとウッチーのチャント練習。「よーし、いいぞ!やっぱりホームはいいなぁ」と感慨深くG裏のムードを楽しんでおりました。お相手は今季のサッカーは昨季とは一味違うと噂のFC東京であります。
キックオフからわずか6分。それからのたった5分間で、ゲームは信じられないような展開になりました。「いったいどうなっちょるんや??」
たった5分で3失点!ですと?
1点目は、確かにウッチーのパスミスは痛かった。でもまぁ、きれいに決められてしまったのでしょうがない部分もある。でもわずか2分後の2失点目は何?ショートコーナーからシュートに持っていかれ、あっと言う間に連続得点。くそっ!石川め!って言うか、アルビ守備陣の崩壊か?気持ち弛んでないか?心に隙がないか?
3点目はさらに悲惨。小学校4年生の体育の授業でのサッカーみたいなプレーでしたね。何あれ、いったい。ぼくらもキツネにつままれたような3失点目でした。結果的にこの3失点目が決勝点になるわけですから、悔やんでも悔やみきれない失点ですよ、北野君、永田君。
あの悪夢のような5分間(まぁ試合開始後の6分間もそうだけど)さえなければ(タラレバ言ってもしょうがないけど)、ホーム開幕戦はアルビが圧倒的なボール支配率で勝利していたんでしょうね。後半のゲームなんて見違えるようでしたもんね。
ウッチーの魂の今季初得点。わずかその1分後の貴章のビューティフルゴール。スタジアムは大興奮でしたよ。寺川のシュート、千葉のミドルシュート、ダヴィのフリーキック、他にも惜しいシーンがたくさんありました。「これが前半のと同じチームなのか?」って感じでした。
特に貴章のプレーはすごかったですね。鬼気迫るモノがありました。「俺が(エースとして)決めてやろう」っていう気迫がプレーに伝わっています。あきらめないでボールを追う姿、相手を強引にかわしてシュートに持っていくたくましさ。今日のゴールなんかも、相手と競り勝ってシュートまで持っていく素晴らしいゴールでしたね。今年の貴章は大化けしそうな予感がプンプンします。
まぁ2得点をあげて多少溜飲は下げたモノの、開幕以来2連敗。未だ勝ち点ゼロは、新潟と浦和と札幌の3チームのみ。この中に浦和がいるっていうのも注目度が高いわけですが、次節はアウェイでその浦和と対戦です。ナビスコ予選で大宮相手に開幕戦のリベンジをしっかり果たし、さらに好調の大分を退け、ナビスコ予選通過の目処をしっかり立てた上で、埼玉スタジアムでエジに泣いてもらいましょう。
2連敗なんてどうってことない。まだまだ下を向く必要は全くなし。勝ち点は遠かったけど、間違いなく光明の見えたFC東京戦でした。でも、北野と永田はもちろん猛省をすべきです。冷静にプレーを見つめるために、ナビスコ杯ではノザやヒロシにチャンスを与えるのも方法でしょう。それくらい今日の失点(特に3点目)はひどかったと思います。
賛否両論あると思うけど、ボクは今日のゲームの後のG裏への挨拶で、北野が手を振っていたのには少し不快感を感じました。確かに今日のゲームは負けはしたけれど、後半の貴章を始め他の選手の踏ん張りで、ある程度サポーターもショックを和らげてゲームを見終えたと思います。でも、最後の最後にウッチーが深々とサポーターに頭を下げている姿を見た時、「北野、お前は手を振ってる立場じゃないだろう!」って感じました。去年レンタルで千葉からアルビ来ていたS本がもし今日いたら、ウッチーと同じ態度をしただろうな…なんてことも思ったしだいです。
2人の外国人選手のこととか、勲のこととか、亜土夢のこととか、いろいろ感じていることもあるんだけど、続きは(ないかもしれないけど)またそのうちに。
おっと、屈辱のスコアを残しておきましょうかね。