昨日の「マルシオ帰国」のニュースにはビックリしましたね。練習で別メが続いていたんで心配はしていたんですが、帰国ですか。「まさか」って感じですね。ブラジルに帰って然るべき医療機関の診断を受け、「手術」なんてことになったらアルビの開幕ダッシュ(もうすでに出遅れてるけど)に翳りが見えてしまいます。
でもここで冷静に考えてみると、「開幕の大宮戦を見てマルシオ帰国を決めた」と考えることもできます。確かに大宮に2-0で負けましたが、鈴木監督もフロントも「これならマルシオが長期離脱してもやっていける」と判断したのかもしれません。当面はマルシオ抜きでも闘える目処が立ったので、「帰国させてしっかり治療させよう」という方針を打ち出したってわけ。そうは考えられませんか?
確かにマルシオへの今シーズンの期待は大きかったけど、今までだってエジとファビが故障して出れない時に「中原と貴章のジャパニーズ2トップ」で戦い抜いて結果を出したこともあるし、去年だってシルビーニョの長期離脱にも「勲の成長」や「千葉の台頭」で乗り切ってきました。今年だって思わぬ「瓢箪から駒」が出てくる可能性があります。とりあえずはベテラン寺川が代役を務めるだろけど、亜土夢や松下、それにルーキー達だって「虎視眈々」ですよね。「ピンチはチャンス」であります。
ぼくらサポもあんまりネガティブにならずに、鈴木監督や選手を信じて熱い声援を送りましょう。もちろん、マルシオからはじっくりケガを治療してほしいと思います。千羽鶴折りますか?
さてさて話は変わりますが、今日発売の「サカダイ」に貴章のロングインタビューが掲載されていました。(冒頭の画像参照)
「萌芽した自我」と名付けられたこのインタビュー記事。真っ暗なスタジオに影を生かしてライトアップ(?)された貴章の写真もいい感じですが、インタビューの内容からも貴章の成長ぶり、エースストライカーとしての自覚が垣間見られます。
まずは「萌芽した自我」というタイトルの下に、力強いサカダイ編集記者のコメントが載っています。
・東アジア選手権の悔しさが、彼の闘志に火をつけている。
・ゴールへの渇望が、矢野のプレーを変えようとしている。
さらに貴章の言葉です。
・Jリーグの中であれば、絶対にミスをしないというくらいの意識を持って、味方にボールを繋ぐだけじゃなくて、自分の得点数も上げていくことです。
・アレとはエジとやっていた時よりも、近い距離にいた方がいいかなと思っています。
・彼(ダヴィ)はパスが出せるから、そこを見て思いきって動けるかな。だから自分が点を取れる環境はできているかなとは感じています。というよりも、自分が取らなきゃいけないと感じていますね。
・今年は本当に得点にこだわっていきたいですね。少なくとも2桁を目標に、取れるだけ取りたいですね。
うっふっふ。特集記事を読みながら、自然と笑みがこぼれてくる八百政であります。先週の「やべっちFC」といい、今回の「サカダイ」といい、貴章の「日本代表としての自覚」「アルビの中心選手としての責任感」「全国区で通用するネームバリュー」等、さまざまなモノを感じてうれしくなってきます。
3日後のホーム開幕戦・FC東京戦では、「貴章の大活躍で、アルビ今季初勝利!」といきたいですね。さぁて木曜・金曜と仕事も頑張るぞ!