今年もアルビが勝った週明けの月曜は、「テレビ局各局がどんなアルビ報道をするか」がとても楽しみです。新聞のテレビ番組欄を見てほくそ笑み、録画した番組を早送りしてアルビコーナーの頭出しをしつつニヤニヤし、その内容を見て(各局とも同じシーンが多いんだけど)幸福感にひたり、勝利の喜びを噛みしめるのです。あぁ幸せ。
昨日(3月1日)も、県内5局の放送を十分楽しませてもらったわけですが、それぞれの局には特徴的な番組作りの工夫や独自の報道視点がありますから、それを少し紹介しますね。
【NST:News タッチ】
NSTはノザと桶屋アナのお馴染み「ジョイスポ」のコーナーです。ノザの解説で特徴的だったのは、両チームのシュート数(アルビが9人で12本、北九州が4人で7本)を比較し、アルビレックスはチーム全員の攻撃意識が高かったということです。また、4点目の至恩のダメ押しゴールが、GK阿部からのビルドアップが起点となっていることを映像と共に取り上げ、GKも含めて全員で攻撃を組み立てていることを解説していました。
【TeNY:新潟一番】
TeNYの「新潟一番」では、今回のゲームは4-1で快勝したゲームだったわけですが、アルビの成果だけでなく課題を指摘していたのが印象的でした。成果の面では「攻撃的なパスサッカー」「ポゼッションサッカー」が体現できていることを、3点目のオウンゴールを誘発したシーンを取り上げて解説していました。またボールを失った後の守備や、すぐに攻撃に転じる積極的な姿勢も成果として上げていました。一方課題として指摘していたのは、「DFラインの背後を狙われる」ことです。失点シーンと阿部の好セーブでピンチを脱したシーンは、同じような狙われ方でしたものね。長崎戦では修正して欲しいです。
【NHK:新潟ニュース610】
NHKは「新潟ニュース610」の「マンデーアルビレックス」です。こちらでも「昨シーズン継続してきたパスサッカーが機能したこと」を強調していました。後半のシーンの中に、相手に奪われたボールを奪い返して高選手がポスト直撃の惜しいシュートを放ったシーンがありましたよね。あのシーンを取り上げ、「アルビの攻守の切り替え」の速さを解説していました。
【UX:スーパーJにいがた】
今回のアルビ報道の中で、一番個性的だったのはUXの「ガッツリート」でした。五泉市のアルビサポが集まることで有名な居酒屋「S」さんにテレビカメラが潜入。熱い五泉のアルビサポのパブリックビューイングでの興奮を、リアルタイムで伝えていました。サポーターへのインタビュー映像も交え、ボクらの気持ちをもっとも的確に代弁して報道していたのがUXだったように感じます。
【BSN:ゆうなび】
BSNは黒﨑アナの「熱血スポなびっ!」です。BSNの報道で特徴的だったのは、ご覧のように「順位表」を出して「アルビの首位」を強調していたことです。「たった1試合終わっただけで順位表はないだろ?」っていう考え方もあると思いますが、「おぉ!1節を終わって、堂々のJ1昇格圏内だぜ!」って喜びたいのがボクらのサポ心です。ヨカッタんじゃないですかね。
まぁこんな感じで昨日は5局をハシゴして、アルビの勝利を噛みしめさせていただきましたよ。あぁ、なんて幸せなんでしょ!
そうそう。昨日は思わぬニュースにもビックリしましたよね。
まずは「小島亨介選手(24)が左脛骨の手術」のニュースです。「やっぱりケガだったのか!」って感じですかね。だって「練習試合はもちろんモバアルとかの映像にもほとんど登場しないものな」って思っていましたもの。全治4か月はチームとしては痛いですが、しっかり治して元気に活躍する姿を1日も早くボクらに見せてほしいです。
「なに~?!するとゴールキーパーは阿部ちゃんと和輝の2人体制か?厳しいなぁ~!」と心配する暇もなく、瞬時に次のニュースが届きました。「徳島ヴォルティスから瀬口拓弥選手(32)の期限付き移籍加入」のお知らせです。ようこそ!瀬口選手。よろしくお願いしますね。では、1枚だけ画像を貼り付けておきましょう。
小島・瀬口・小島。う~ん、あんまり似ていませんかね?