週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

史哉はサザエさん!

2021年03月25日 | アルビレックス新潟

ビッグスワンでのゲーム後のお楽しみの1つに、「勝った後のハルオスイング with プラネタスワン」があります。今は大きな声は出せないけれど、勝利の喜びを選手や周りのサポーターと共有する至福の時間。「あぁ今日も生きててヨカッタなぁ…」と実感いたします。

この曲の元歌は、故郷が生んだ国民的歌手・三波春夫さんの歌う「世界の国からこんにちは」です。若い人たちは知らないかもしれないけど、この曲は1970年に大阪で行われた万国博覧会(EXPO'70)のテーマ曲。吹田にあるガンバのホーム「パナソニックスタジアム」の近くに見える「太陽の塔(岡本太郎作)」が、その大阪万博のシンボルタワーでした。テーマは「人類の進歩と調和」ね。

日本の戦後復興&高度経済成長の集大成みたいなこのフェスティバルが開催された年、ボクはちょうど小学校6年生。クラスに1人くらいいたお金持ちの子の万博に行った話を、羨ましそうに聞く周りの「その他大勢」の一人でした。

ボクはビッグスワンでハルオスイングを歌うたびに、あの頃のこと(万博のパビリオンの外観とか当時の悪ガキ仲間と一緒に遊んだこととか)を思い出すんですよ。万博に行ってもいないのにね。きっとボクら世代やそれ以上の年齢のアルビサポは、みんな多かれ少なかれ同じ思いなんじゃないかな?アルビの勝利を喜びながら、少年少女時代の淡い思い出を、頭の片隅に思い出したりしているんですよ。

さて、今シーズンからアルビに加入した選手たちも、この勝利後のアルビ特有のセレモニーに慣れてくれたでしょうかね?ご覧のように選手たちはセンターサークルに集まって、360°方向のサポーターに向かってプラネタスワンを掲げ、ハルオスイングに合わせて頭上で大きく左右に振って歓喜を表します。そしてサポーターと一緒にアルビ定番の万歳5唱。幸せですなぁ…。

でも、今年アルビに加入したばかりの選手たちにとって、やっぱりアルビ独特の文化って慣れるまで、最初はちょっと違和感があるんでしょうね。「ハルオスイング」や「万歳5唱」だけでなく、「円陣ダッシュ」とかもきっとそうなのかもね。

そこでやっぱり、前からアルビにいる先輩選手達がそれらのアルビ文化を継承すべくリードするわけですよ。このところ試合後のビッグスワンで定番になっているのが、「史哉先生の引率」です。プラネタスワンを片手に持って高く掲げ、「はーい皆さん、こっちですよー!」って感じで、他の選手たちをセンターサークルまで引率しているのです。何とも微笑ましい姿です。

これが、「サザエさん」のエンディングテーマに乗せて、一家を引率するサザエさんの姿なんですね。

これをぜひ新しい「アルビの文化」として定着させ、毎試合後に見せてほしいな…と願っています。「やっぱビッグスワンに行ったら『史哉のサザエさん』を見なきゃね」なんてことになると楽しいだろうな。「さ~て、来週のアルビレックスは?」「来週もまた見てくださいね」っていうメッセージも感じながらね。

コメント (2)
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