![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/94/8e6e657f04770eb4fceca77f7ccbd21e.jpg)
八重川グスクに通じる洞穴の入り口
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/a4/be2a23783672cd26b99244e326c606cd.jpg)
道路から脇道を入ると洞穴が見えてくる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/ef/6f2f981cfeada05a213a9860bb151011.jpg)
穴の下にある 「 拝所 」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/69/3efa4b0004c20a288cb63320335a5731.jpg)
拝所の上にある小さな穴を目指して登って行かねばならない
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/37/9080e99e319e0faf552a60f09d385478.jpg)
穴を10mほどよじ登って出たグスクへの出口
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/8d/bab2551c9699057702a9ade478cc768b.jpg)
フラッシュを焚くと、こんな感じだと解るが気持ちはグスクへと飛んでいる
これは八重川グスクへ通じる洞穴であるが、
洞穴内には窟墓があり、墓穴の中に入って行く感じである。
明るいのは入り口付近だけで、
あとはカメラのストロボを焚き焚き手探りで入って行った。
写真はフラッシュを発光しながらの撮影だったので、
島から帰ってパソコンに取り込んだ後になって、
色んな拝所や墓があったのを知った。
石垣島のサビチ洞のように、
おもむろに厨子甕 ( 骨壷 ) を置いている窟もあるが、
ここでは厨子甕は見当たらなかった。
ただ、粟国島では沖縄本島のように亀甲墓ではなく、
また、石垣島のような墓標が立った墓ではなく、こうした窟墓が主流で、
雨で仕事が休みの日になると、お骨を入れる窟を掘るそうである。
洞穴の奥へと歩を進め、洞穴の壁に突き当たると、
傾斜角度が60度近くの壁を、
手や足の位置を手探りで探して登らなければならない。
その小さな穴をよじ登って行くとグスクに出る。
それもこれも、洞穴の向うの未だ見ぬグスクのためだ。