独特な洋上迷彩の機体デザインで築城の空を飛ぶF2戦闘機
ドラグシュートで減速するF2
オレンジのアフターバナーを噴いて飛び立つF2
海から着陸してきたF2
昨日午後0時50分ごろ、福岡県朝倉市東部の山間部の上空で、
航空自衛隊築城基地(福岡県築上町)に所属するF2戦闘機から
重さ約90キロの部品が落下した。
防衛省によると部品は見つかっておらず、捜索している。
午後6時時点で被害報告は入っていないという。
同省によると、落下したのは操縦席を覆う「キャノピー」と呼ばれる
アルミニウムとアクリルガラス製の風防で、
長さ約150センチ、幅約90センチ、高さ約80センチ。
F2戦闘機は第8航空団第6飛行隊に所属し、
対領空侵犯措置のため緊急発進していたという。
風防を落下させたF2戦闘機はそのままの状態で築城基地に帰還した。
パイロットに怪我はなかった。
こういう事故は決してあってはならない事だが、
落下した風防が民家の上でなかったのがせめてもの救いだった。