「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

福岡県直方市殿町 「向野堅一記念館」

2022-09-25 05:58:08 | 近代化産業遺産・土木遺産

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突き当りの白い大きな建物が「直方市役所」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

向野堅一は、明治元年9月4日、新入村に生まれる。

遠き満州にその名を残し、終始一誠、人を愛して、

国を憂いては命をかけた不屈の男である。

修猷館から日清貿易研究所へ進学。

日清戦争のとき、特別任務を命ぜられ、

任務に従った者のうち、ただ一人だけ九死に一生を得て、使命を果たした。

これからは「商業の時代である」という信念をもって、

北京・大連・奉天を舞台に、日中合資の正隆銀行、

満州市場株式会社などを設立し、満州経済界を指導する。

昭和6年9月17日、東京で逝去。満州事変勃発の前日であった。

 

 台湾仏教布教にも活躍。奉天に大義寺を建立し、

民族を超えて戦没者をまつる。

書画・篆刻・謡曲をたしなむ芸術愛好家でもあった。

旗袍(チーパオ)を纏うその凛々しい姿は、

いま私たちに何を語ろうとしているのだろうか。

黄塵を馳せ、アジアの平和を願いつつ、

奉天の街を造った強く優しい日本人・堅一の、

その想いを伝えるため、この記念館を創設した。(説明板より・・・)

 


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