ミステリー小説を好んで読むわけではないが、
競馬に関する書物ならば手当たり次第買って読んでいた時期があった。
この頃に買ったのが、ディック・フランシスと西村京太郎の本だった。
ディック・フランシス(Dick Francis、1920年10月31日 - 2010年2月14日)は、
イギリスの小説家、障害競走の元騎手である。
本名はリチャード・スタンレー・フランシス (Richard Stanley Francis) 。
イギリスのウェールズで生まれ、1953年から1954年のシーズンで
イギリスの障害競馬においてリーディングジョッキーになる
(当時平地で活躍していたゴードン・リチャーズと並ぶイギリスのスター騎手であった)。
また、1953年から1957年にかけてクイーンマザー(エリザベス王太后)の専属騎手を務める。
1957年に騎手を引退したのち、新聞記者、
そして作家となり推理小説を執筆して英国推理作家協会賞(CWA賞)や
アメリカ探偵作家クラブ賞のエドガー賞 長編賞を受賞した。
また、英国推理作家協会の会長を務めた。
2000年に妻であり、執筆の協力者であったメアリー・フランシスが死去してから
長い間作品を発表していなかったが2006年に次男・フェリックスを協力者として
Under Orders(邦題「再起」)。
2010年2月14日、逝去。89歳没。
イギリスのデイリー・テレグラフ紙によると、晩年は健康が優れなかったという。
トラベルミステリーで有名な西村京太郎だが、
日本ダービーを題材にしたミステリーも書いている。