「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

福岡県うきは市 ・ 屋形古墳群 「 原 ( はる ) 古墳 」

2019-12-06 16:38:06 | 古墳・ 遺跡

 

墓地の奥にある墳丘

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

墳丘上にある祠

 

 

 

 

原古墳は珍敷塚古墳の南110mに位置する径約12.4m、高さ約3.5mの円墳で、

内部主体は西に開口する全長8.9mの単室の横穴式石室である。

奥壁の腰石と側壁の一部に赤色の壁画が残っており、

奥壁の絵は、中央に準構造船のような大型の船が描かれ、

右側が船首で、大きな櫂が2本描かれている。

船上には弓を持った人物と櫂を操る人物が乗っており、

馬もしくは遺体を納めた屋形を見ることができる。

船尾の近くには3個の靫が、また、右上部には弓を持った人物が描かれている。

奥壁は採石のため一度抜き取られ戻されたが、反対向きに置かれたため、

壁画が外を向いて保存されている。

 


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