「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

沖縄県北中城村  「 大城グスク 」

2017-08-24 11:36:55 | グスク ( 城 ) ・ 遺跡



グスク主郭には奇岩の拝所が立ちはだかる








拝みがあるのか?お香やお供えの瓶がある







あたりの灌木がグスクを覆う








グスク主郭へ続くグスク路







目印になる貯水タンク





大城グスクは、大城集落から荻堂集落へ延びる
石灰岩の丘陵地城に築かれたグスクであり、
英祖王の第三子・中城王子の居城であったと伝えられる。
また、15世紀前半には護佐丸の弟・安里大親(あさとうふや)が大城掟となり、
安里大親家賀氏が護佐丸の行政・礼式の顧問となって
ここに居住したという伝えもあるが、
一説には、台グスクの城主であった護佐丸の兄・伊寿留按司の
居住跡であったともされている。
そんなグスク内は、石灰岩の立ち岩が点在し、
幻想的な岩に囲まれた各所に拝所があった。



大城グスクへのアクセス
大城グスクへは、県道146号線を中城城方面から北中城方面に向かい、
左の新垣商店の前にあるチブガーの横を入ると鎖がかかった道の上の左にあり、
貯水タンクが見える反対側に大城グスクがある。
駐車は、鎖のかかった路上に駐車した。


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