若宮八幡神社の境内にある 「 歌手 村田英雄生誕地記念碑 」
奥の赤いトタン屋根の家が村田英雄の生家
原鶴温泉から筑後川を渡り2kmほど西の地点は吉井町で、そこには若宮八幡神社が祀られている。
境内の日岡古墳側には 「 王将 」 と彫られた碑には、
昭和30年代の人気歌手であった村田英雄の生誕地記念碑(平成12年10月建立)が立っている。
石碑の裏には 「 母の道 」 と題し、
「 母と二人で語る道 そっとやさしく風の道 」 村田英雄と刻まれ、
母に対する優しさや思慕が滲み出て男強さをアピールする風貌のイメージとは裏腹に
母とふるさとを懐かしむような詩に心を奪われた。
村田英雄は、 「 王将 」 や 「 無法松の一生 」 、 「 人生劇場 」 などは
不滅の曲で懐メロとして永く歌い継がれている。
村田英雄は歌手デビュー前は浪曲出身で酒井雲坊と名乗って、
終戦後、九州各地を興行していた時期があり、
同じ浪曲師の南篠文若 ( 三波春夫 ) もうきは市や朝倉市へ来たそうです。
また、生家(吉井町若宮289-1)は神社の市道を挟んだ左前にあり、現在も住居として使われている。