壁石の雑さに比べ輪石はしっかりと組まれている
やや馬蹄形をしたアーチ
町道の路肩に寄せるように架かっている
輪石の頂部は意外と薄く出来ている
壁石は押し込んだように積まれてある
橋台部分は川栗を使用している
基礎は栗石だが輪石は加工された切石で組まれている
上から見た通路部とアーチ
細い道だが現在も農耕用として利用されている
所在地 / 大分県耶馬渓町戸原
架橋 / 大正末期ごろ
石工 / 甲斐伊蔵
長さ / 7.8m 幅 / 2.7m
拱矢 / 2.2m 径間 / 4.5m
環厚 / 40 ㎝ 単一アーチ
栗郷橋は、馬渓橋から木ノ子地区に入る町道沿いの小川に架かる橋で、
石工は馬渓橋を架けた地元 ( 城井村 ) の甲斐伊蔵である。
もともと農道の橋として架けられたもので、今現在でも現役として活躍している。
栗郷橋へのアクセス
栗郷橋へは、国道212号線を馬渓橋の入り口の平田信号機から左に入り、
約1キロほど進んだ右側に架かっている。
駐車は、道路の広くなった場所に駐車した。