「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

大分県耶馬渓町  「 栗郷橋 」

2019-11-19 18:20:28 | 大分の石橋

 

 壁石の雑さに比べ輪石はしっかりと組まれている

 

 

 

 

  やや馬蹄形をしたアーチ

 

 

 

 

  町道の路肩に寄せるように架かっている

 

 

 

 輪石の頂部は意外と薄く出来ている

 

 

 

 壁石は押し込んだように積まれてある

 

 

 

 橋台部分は川栗を使用している

 

 

 

 基礎は栗石だが輪石は加工された切石で組まれている

 

 

 

 

上から見た通路部とアーチ

 

 

 

 細い道だが現在も農耕用として利用されている

 

 

 

 

所在地 /  大分県耶馬渓町戸原

架橋  /  大正末期ごろ

石工  /  甲斐伊蔵

長さ   /  7.8m  幅   /  2.7m

 拱矢  /  2.2m  径間  /  4.5m

環厚  /  40 ㎝  単一アーチ

 

栗郷橋は、馬渓橋から木ノ子地区に入る町道沿いの小川に架かる橋で、

石工は馬渓橋を架けた地元 ( 城井村 ) の甲斐伊蔵である。

もともと農道の橋として架けられたもので、今現在でも現役として活躍している。

 

栗郷橋へのアクセス

栗郷橋へは、国道212号線を馬渓橋の入り口の平田信号機から左に入り、

 約1キロほど進んだ右側に架かっている。

駐車は、道路の広くなった場所に駐車した。

 


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