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墓石の表面には何も彫られていないが宇留津城の方向を向いている
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山の尾根にある宇留津城主の墓
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墓の入り口にある看板
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墓へと続く獣道
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立木と同化して解かりづらい墓石
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墓の近くにある墓石らしき石積み
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石堂古墳群といわれる地での 「 らしき石 」
この墓の探訪は2度目である。
最初は墓の直ぐ側まで行っていながら、
立木と同化した墓石に気づかず、
全く関係ない場所を探した。
そして2度目は、その雰囲気を持った場所をもう一度探したら
墓はちゃんとそこにあった。
昨日の宇留津城主・加来与次郎の墓は、
宇留津城から遙か離れた石堂の山の尾根にあり、
それは生き延びた家臣が城主の亡骸を敵の眼を逃れてこの地まで運び、
自分の城が見渡せる場所を選んで埋葬した。
そのため墓石の正面は宇留津城の方向を向いている。
尾根の平場の立木に寄り添うように
高さが1.2mほどの墓石が立っているが、
それには名前が刻まれていない。
また、墓の周りにはバレーボールくらいの大きさの石が
弧を描くように埋まっている。
墓がある尾根付近には大きな石が点在しており、
石堂古墳群の目印かもしれない。