風穴 ( かぜあな ) は、萩市の笠山にある天然クーラーである。
笠山は溶岩が冷えて固まった小火山なので火山特有の風穴がいくつも開いており、
そしてここの岩石は多孔質( 細孔が多くあるもの ) なので、
海水や雨水が浸透すると蒸発時に熱を奪われる。
これが冷たい空気が流れる理由です。
岩の隙間から冷たい空気が流れてくる上に、
日差しは木々が遮っているので、真夏でもこのスペースだけは10℃前後になっていて、
真夏日で気温30度を超えても、風穴は薄着ではやや肌寒いと言う。
寒い季節には向いていないが、真夏の観光地の1つである。