「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

福岡県豊前市 ・ 宇島軽便鉄道跡を歩く 「 塔田西側橋台と東側橋台 」

2019-07-22 16:20:51 | 廃線路

築堤へと続く塔田東側橋台

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

塔田駅跡から300mほどの場所にある塔田西側橋台

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宇島鉄道は明治45年3月に京築の有志により、

宇島鉄道株式会社を設立され、

大正3年(1914年)1月11日に待望の開通式を迎えた。

今から100年以上も前のことである。

豊前市八屋から上毛町有野までの17.7キロを結ぶ「宇島鉄道」であったが、

大分県中津市の「耶馬渓鉄道」の出現や経営難などから、

昭和11年(1936年)8月1日に全面廃業した。

わずか22年6カ月で廃線となった幻の宇島鉄道である。

 

宇島 ー 千束 ー 塔田 ー 黒土 ー 広瀬橋 ー 安雲 ー 光林寺 -岩木大池築堤

友枝 ー 鳴水橋 ー 下唐原 ー 中唐原 ー 上唐原 ー 百留 ー 原井 ー 鮎帰 ー 有野

 

宇島軽便鉄道の塔田駅跡から黒土駅跡に向かう途中に

築堤の間を流れる小川に架けた鉄橋を渡すために築かれた橋台が残っている。

今回は塔田西側橋台と東側橋台を紹介したが、

路線跡が遺っていることは嬉しいものである。

 


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