「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

山口県萩市 ・ 萩大島 「 七名塚 ( チンチキ堂 ) 」

2020-12-11 16:53:18 | 歴史 ・ 墓 ・ 城 ( 本土 )

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鎌倉時代の初めに七名の平家の落人が海を渡って来て、

ここに住み着き、島の始祖となったと言われている。

その子孫たちの努力によって大島の礎が築かれたとされる。

 

七名塚には五輪塔、宝篋印塔などが残されている場所があり、

1440年頃の寺と墓地の跡ではないかとみられている。

夜に鐘が鳴るという言い伝えから、

この場所を 「 チンチキ堂 」 と呼ぶようになったといわれている。

ちなみに流れ着いた七名は、豊田、貞光、池部、国光、長岡、刀祢、吉光の七姓で、

現在でも萩大島には多い苗字である。

 


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