清水菅原神社
所在地 / 熊本県植木町清水
架橋 / 嘉永3年 ( 1850年 )
石工 / 吉平
現在、橋は清水菅原神社の境内と御手洗水源の内道に架かっている。
橋の規模の詳細は移設されたため不明であるが、
現在の橋長は7.5m 径間が3.9mとなっている。
石橋の由来
「 この石橋は、幕末の嘉永3年 ( 1850 )
山本郡下大清水村庄屋畠山理左衛門、
大清水村庄屋服部甚之助、玉名郡広村庄屋木村茂四郎、江藤又左衛門によって、
村内を流れる大清水川に架橋されたもので、
熊本新一丁目を起点とし、植木町味取、内村、三十六を経て本橋を渡り、
山鹿町、南関町を経由して筑後、筑前、豊前小倉に至る九州屈指の入道を誇り、
豊前街道の呼称で、参勤交代の道として利用された。
築造以来約130年間その恩恵は実に多大なものがあった。
昭和57年の水害を契機として、今般千田川河川災害関連事業により、
やむなく撤去せざるを得なくなったが、
先人の偉業を偲ぶためにぜひ保存したいとの強い要望があり、
県の協力を得てここに復元移築したものである。
昭和59年3月 」
熊本市教育委員会