「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

熊本県植木町  「 三十六の眼鏡橋 」

2020-01-22 20:41:39 | 熊本の石橋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

清水菅原神社

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

所在地 /  熊本県植木町清水
架橋  /  嘉永3年 ( 1850年 )
石工  /  吉平

現在、橋は清水菅原神社の境内と御手洗水源の内道に架かっている。


橋の規模の詳細は移設されたため不明であるが、

現在の橋長は7.5m 径間が3.9mとなっている。

 

石橋の由来


「 この石橋は、幕末の嘉永3年 ( 1850 ) 

山本郡下大清水村庄屋畠山理左衛門、

大清水村庄屋服部甚之助、玉名郡広村庄屋木村茂四郎、江藤又左衛門によって、

村内を流れる大清水川に架橋されたもので、

熊本新一丁目を起点とし、植木町味取、内村、三十六を経て本橋を渡り、

山鹿町、南関町を経由して筑後、筑前、豊前小倉に至る九州屈指の入道を誇り、

豊前街道の呼称で、参勤交代の道として利用された。

築造以来約130年間その恩恵は実に多大なものがあった。


昭和57年の水害を契機として、今般千田川河川災害関連事業により、

やむなく撤去せざるを得なくなったが、

先人の偉業を偲ぶためにぜひ保存したいとの強い要望があり、

県の協力を得てここに復元移築したものである。

昭和59年3月 」 


熊本市教育委員会

 


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