八代石工 吉平などの名が刻まれている
所在地 / 熊本県植木町小野 ( 小野泉水公園内 )
架橋 / 安政3年 ( 1856年 )
石工 / 吉平
橋長 / 5.50m 橋幅 / 2.10m
高さ / 2.20m 径間 / 4.80m 拱矢 / 3.30m
正院眼鏡橋は、正院川に架設されていたが、
河川改良によって昭和52年に撤去され、
現在の小野泉水公園内に移設復元されたものである。
この橋は凝灰岩を用いた単一アーチ橋で、
要石には架橋年月、惣代 角田九郎衛門、勘助。
當村大工 理左衛門、藤次郎。石工 吉平などの陰刻銘がある。
石橋は池の水面に柔らかな影を落とし、
公園の泉水に欠かせない存在になっている。
この公園の名前の由来ににもなっている平安時代の女流歌人で、
絶世の美女として名高い小野小町が産湯を浸かったという言い伝えが残っている。