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橋の円弧が水面に瓢箪型に映る
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六角堂に渡るために架けられた石橋
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前後の踏み段以外は一つの琉球石灰岩をくり抜いた無垢のアーチ橋
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きれいな円とスパッと切り揃えられた階段が美しい
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階段の角と庭の造形のコントラストに味がある
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「 あづまや 」 として造られた六角堂
所在地 / 沖縄県那覇市真地 ・ 識名園内
架橋 / 18世紀末期
石工 / 不明
長さ / 不明 幅 / 不明
拱矢 / 不明 径間 / 不明
環厚 / 不明 無垢の彫り切り単一アーチ
那覇市真地にある識名園は首里城の南、約2キロの台地にある庭園である。
1800年ごろ琉球王国の別邸として造られたもので、
首里崎山の御茶屋御殿を東苑と呼ぶのに対し、南苑とも言われている。
庭園は 「 心 」 の文字を崩した形の池を中心に、
御殿・築山・花園・果樹園・樹林・弓道場などを結ぶ園路からなっている。
池には大小二つの中島があり、
大形の中島には中国風の二つの橋が架けられている。
小形の中島には六角形の建物があり、
池の北側には水源にもなっている育徳泉がある。
その六角堂へ渡るために架けられた橋が六角堂橋で、
琉球石灰岩の一枚岩を削って円と角を融合させた貴重な橋である。
また園の南西側には勤耕台と呼ばれる見晴らしの良い場所がある。
識名園へのアクセス
識名園へは、識名開南線、松川新都心線、識名牧志線、
それぞれの識名園前のバス停から徒歩1分。
レンタカーは、識名園入り口に駐車場がある。