月岡古墳の遠望
古墳頂部にある社
建屋内部に保管されている石棺
若宮八幡神社の境内にある 「 月岡古墳 ( つきのおかこふん ) 」 は、
5世紀半ば頃につくられた若宮古墳群でもっとも古い墓で、
全長80メートルの前方後円墳である。
1805年に若宮八幡神社の宮司・安元大炊 ( やすもとおおい ) 氏によって発見された。
出土した長持形石棺は、近畿地方の有力者と同様の物だったことから、
大和政権に深い関わりのある人物が埋葬されていたと考えられ、
現在は、その石棺をご神体にお社 ( おやしろ ) が建てられている。
また副葬品として甲冑や、鏡、玉類、刀剣、馬具なども出土し、
現在は国の重要文化財として歴史民俗資料館に展示されている。
( うきは市指定重要文化財 )