忖度発言や復興軽視発言。
さらには消費税増税延期?発言の影響ではなかろうが、
沖縄と大阪で自民が敗れた統一地方選挙。
統一地方選挙が行われ各地に看板が設置されている。
先日テレビで無投票や議員定数に満た地方が出ていると放映されていたが、
自分の住んでいる地域では定員を大幅に超える候補者が続出して、
毎回のように選挙が開催されている。
これは毎回当たり前の光景で、なんの違和感もないが、
ある地方では定員を超える立候補者がいないことから無投票だという。
その要因の多くは、議員報酬が少ないことらしい。
地域によって格差があるのでなんとも言えないが、
議員も生活していかなければならないので、
それを考えた場合、 「 出馬を断念せざるを得ない 」 と、
候補者が判断したのだと思う。
私自身も、過去2期8年にわたり地方議員を経験してきたが、
「 自分の生まれ育った地方を良くする 」 という意識があれば、
地方は確実に変わるし、良い方向性へ向かうと信じている。
ただ、それには財政という壁がある。
限りある財源の中での ” やりくり ” が不可欠だと思う。
その中で特に少子高齢化にともなう介護や福祉、子育て支援など、
住民には少ない負担で大きなサービスが受けられ、
安心して暮らせる 「 まちづくり 」 が出来るように汗を流した。
政務調査費を含め、委員会研修費などは血税を使っての研修である。
” 研修とは名ばかりの宴会旅行 ” には、決してなってはならないと思っている。
どこの議会においてもオンブズマンや監査が入っても、
自信を持って堂々と開示できる議会であってもらいたい。