昨日NHKの首都圏コーナーで放映されたようですが、西武新宿線「中井駅」を中心に「染の小道」が26~28日の3日間開かれている。今日は、我が街の宣伝をさせていただきたいと思います。
落合・中井は「染めの街」として、江戸が育てた手描き友禅や小紋など、伝統を受け継いだ染色技法の数々がこの地域に今も息づいている。
この地区は、水質に恵まれた妙正寺川、神田川流域だったため、染め職人たちがこの近辺に集まった。しかし、時代と共に着物産業が下火になったが、今でも染め職人たちは、日々研鑽を重ね工房を維持している。
数年前、この技術を後世に伝えていこうという趣旨から「染めの小道実行委員会」が設立され、昔、川で反物を洗っていたことから、妙正寺川の約250メートルにわたって反物を飾るとともに、新宿区並びに中井商工会等付近の商工会の協力を得て、実行委員会所属の各店の前に新たに作られたのれんを飾り、街の活性化に取り組んでいるものです。
昨日、今日と天候に恵まれ、大変な人出となっている。
ここに主な作品をご紹介し、合わせて街の宣伝に協力したいと思います。
明日も天候は良いようですので、ぜひお出かけください。
各作品の説明は、省きます。
広告ポスター。
妙正寺川にかかる反物。
約250mの間を飾っている。
各店前に飾られているのれんには、作品名と作成者の名前が付けられている。
落合第2小学校の部屋を借りて、「染の王国新宿展」を開催。伝統工芸士による実演や絞り染めや型染めの体験ができ、多くの方が挑戦していた。
文人が多くこの地域に住み、“落合文化村” と言われていた。
獅子吼会館の地下では、文化学園大学が着物ファッションショウを催していた。
次の2点は、法華経獅子吼会の周りの環境状況です。中井地区内では、高台で環境が良く憧れの地区となっています。
林芙美子記念館で、東京造形大学テキスタイル専攻の生徒たちが絞り染めの浴衣を展示していました。
次の5点は、林芙美子記念館の外観並びにその庭、茶の間等です。
林芙美子記念館の右にある四の坂。中井地区は、坂が多くあるため、一部は、一の坂から八の坂まで数字で表示されている。
庭から母屋を見る。
茶の間。
赤塚不二夫の晩年20年余りでしょうか、ここ中落合1丁目に住居並びに事務所を構えていたんですよ。今日は、店舗を借りて、赤塚さんの作品等を販売していた。
これからの2点は、東京友禅研究会の「友禅染め作品」です。
ぜひ見学に足を運んでください。