アマゾンわんわん日記 2018

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朝からDILMA

2014年05月01日 | ブラジル雑記
未明から大雨、雷。
なので、私が寝ているところにわんこたちがぎゅうぎゅう押し寄せてきます。
すでに、怖いから「ママ助けて」というよりも、最後の頃は「ママはわたちのものよ」的な押し寄せ方。
いつもは、居間のソファーで寝ている三女のチコちゃんまで参戦しているし。

たまらずに、寝室のソファーに避難。
寝室のソファー、寝心地がいいんです。

...一人ならね...

そう、ソファーに異動したら、今度はわんこたちもそろってソファーに移動。

お願い、母を寝かせて!!!

午前3時半、目覚ましがなったので、もそもそおき出しました。
この頃になると、雷もやんでいました。

なので、わんこたち、今度はそれぞれ熟睡しているし!!

あんたたちね~!!!

着替えて居間に下りてきて、テレビのスイッチをひねると...
ブラジル大統領、ジルマさんのニュース。
トイレに行ってテレビを見ると、ジルマさん。
朝ごはんの支度を終えてテレビを見ると、ジルマさん。

今日は、朝からジルマ大統領、オンパレード!!

内容はみんな同じなんです。

*     *     *     *     *     *

ひとつは今年行われる大統領選挙。
ジルマ現大統領は出馬の方針を出しています。
ところが、最近急激に支持率が低下し、所属政党の公認が取れないかもしれない。
本人は公認が取れても取れなくても、出馬すると表明。

もうひとつは...
おそらくそれがらみで、何とか支持率を上げようというあがきでしょうが...

「Bolsa Familia」の支給率の引き上げ。
「Bolsa Familia」とは、前任のルーラ大統領の頃に始まったプログラムで、低所得層(月所得が140レアイス以下、また別の支給枠は70レアイス以下)の家庭に、扶養家族の数によってお金を支給するというプログラム。
支給の最低額は決められていますが、上限は決められていません。
ブラジルから貧困を撲滅しようと始められた政策ですが、実際には、低所得者層の家庭から勤労意欲を奪っただけだともっぱらうわさされています。
このプログラムを受けるためには、子供の予防接種の接種証明と学籍証明が必要になります。
このため、低所得者家庭では、子供を作るだけ作って、とりあえず学校に入れ、学校で食事を取らせ(場合によっては、この学校での食事が一日の唯一の食事だという子もいるとか)、そして政府からの支援金を受け取る親もいるそうです。
こうして、ほぼ放置されて育った子供達は、早くから子供を生み、また親と同じような生活をたどるか、また子供によっては犯罪の道に入る子供も多いそうです。
そのため、最初の意図とはかけ離れたものとなり、いわゆる「普通の生活をする人たち」からは非常に評判の悪いせいさくとなっています。

今回、ジルマ大統領が示した引き上げ率は10%。
一体どこからその剤円を持ってくるのか、それもニュースでは懸念されていました。

*     *     *     *     *     *

この二つのニュースがセットで繰り返し報道されています。
報道する側も、「大統領選に出るからって、とってつけたようにこんな政策を発表するんじゃねーよ。みえみえじゃ~ん!」的な意図を持って報道しているんでしょうね。

さて、大統領選はどうなりますか?
まず、誰が出馬するのかな?
楽しみ、楽しみ。
コメント
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