本日のマナウス、うす曇のむしむししたお天気です。
午前中けっこう雨が降って、植えかえしたばかりでくったりしていた朝顔が、しゃんと元気になりました。
さて、マナウス市内を流れるネグロ河、水位が警戒水位(28m94cm)を越え、街の中にも水があふれてきているそうです。
娘がいなくなって以来、セントロにはほとんど足を運んでいないので、しらなかったわ。
昨日現在の水位29m49cm、2012年の最高水位29m97cmまであと50cmあまりに迫る水位となってきました。
2012年の最高水位は5月30日ぐらいに記録されましたが、今年はまだ雨が降りやすいお天気の状態で、6月半ばまで水位の上昇が予想されています。
マナウス市内でも、川沿いに住み人たちの住宅には、毎度のことですが床上まで水があふれてきて、人々は床をどんどん上げながら生活しているとか。
マナウス市内はそんな状態ですが、マナウスから80km離れたソリモンエス河水系のマナカプルという街では、すでに町全体が水に飲み込まれてしまったようなありさまです。
メインストリートも水があふれ、交通手段は家々の間を渡された「マロンバ」と呼ばれる「木道」を用いているそうです。
5月はじめは、まだマロンバ建設中でした。
現在はマロンバの上部ぎりぎりまで水がきているそうです。
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一方、サンパウロでは相変わらず渇水状態が続いています。
サンパウロの水がめ「カンタレ-ラ ダム」はすでにからから状態で、2週間ほど前?にダム底にたまった水を利用するための吸い上げポンプが起動されました。。
その中でも、これからワールドカップを戦う日本チームのキャンプ地となる「イトゥ市」では、市民の水がめとなる6つの貯水池はどれもからから状態。
市民は、毎日何時間かの給水にたよって、炊事洗濯をしています。
市側はイトゥ市でキャンプをする、日本チーム、ロシアチームの選手には迷惑をかけないと、キャンプが予定されているホテルや施設には給水車を配備する予定だとか。
また、取材記者や観光客のために、ホテルやレストランでは新しい貯水タンクを設置するなどの設備を準備し、市を訪れてくれる人たちに不便をかけないよう努力しているそうです。
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広いブラジルの一方では水があふれ、一方では水が不足。
なかなかうまくいかないですね。