アマゾンわんわん日記 2018

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ドキッ

2014年05月28日 | 人間


午後のわんこ散歩に行って、ちょっとドキッとすることがありました。



いつもの家の周り一周コースを回って、もうすぐ家に着くぞというとき、コンドミニオのお隣の家の前の歩道に、人が座っている姿が見えます。
そばには、女の人が二人立っています。
どうしたのかな?といぶかりながら近ずいていきました。

女性の一人は髪が長く、私服を着ています。
もう一人は髪を後ろに束ねて、ユニフォームらしいものを着ています。
どうやら、道路を隔てた向かい側の美容院&ジムのオーナー?と従業員のよう。
従業員らしい女性は、コップに水を持ってきて、歩道に座った男性に飲ませています。
オーナーらしい女性は男性に、「どこから来たの?家は近いの?」などとたずねています。

どうやら、「浮浪者?」のようです。
サンパウロやリオではよく目にする「浮浪者」ですが、マナウスではあまり目にしません。
セントロなどでは目にするらしいですが、我が家の周りは住宅地でレストランなども無いため、ここに住んで10年間、近所で浮浪者といわれる人を見かけたことはありませんでした。

ところが、最近はそうでもなくなってきました。
近くを幹線道路が通り、郊外との交通の便がよくなったためか、道路沿いの芝の上でダンボールに囲まれて休んでいる人を見かけることがありました。

今日見かけた男性は、ちょっと見には「日系人?」と思うような風貌でどきっとしましたが、後からよく考えてみると、インディオだったのかもしれません。
どこか、遠くから出てきたのか?
セントロにある「インディオの家」にでも滞在しているのか?
女性たちが水を飲ませた後、たぶんジムに関係のある?モトボーイのバイクでどこかに送っていこうとしていたようですが、男性はひどく衰弱しているようで、一人で立ち上がることも難しいようで、その後ジムから出てきた何人かの男性たちに抱えられても立っているのが難しいようでした。

その後、私は家に入ってしまったので正確な様子はわからないのですが、サイレンの音が聞こえたので、救急車が呼ばれたのかもしれません。

それにしても、自分の店の前で倒れていたわけでもない男性を、道路を横断してまで世話を焼いていた美容院&ジムの人たちには感心しました。
私は、3匹のわんこを引っ張っていたこともあって、そそくさとコンドミニオに入ってしまい、コンドミニオの中から門番君と様子を見ていただけですから。
私一人だったら、声をかけられたかどうか…
たぶんできなかったろうな…
どうかな…
一人で声をかけたら、危険だという場合もあるし…

リオにいたときにはよく目にした光景でしたが、マナウスに住み始めて10年、久しぶりの光景で、こういう場合にはどうしたらよいのか考えさせられました。
コメント (2)
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